【d!】信用されなくてもいいから従え2

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「お断りします。探偵ごっこなんて、私の仕事じゃないんで。それより、体液が床に染み付いて腐る前に、特殊清掃の方を呼んだ方がよろしいかと。遺体は一応、死因などを見て、改めて他殺か、その他かを判断しましょう」

「……そうだな。だが、犯人探しの件は引き受けてくれ。報酬はいくらでも出す」

「金じゃ無くても……ですか」

「ああ。なんでもいい」

「では、承りましょう」

各々、仕事について、自分のすべき事を始めた。




数日後、死因が判明した。首を締められた跡から、絞殺と判明。さらに、吉川線があったため、他殺の可能性が高まった。

「トントンさん」

「うっわ、嫌な予感。なんや」

「被害者の兵士についての資料を下さい」

「まとめろと？」

「はい」

「えー」

「ありがとうございます。では」

「俺まだ何も言ってへん!!……も〜!!!俺、ホンマにアイツ嫌いやわ!!!!」

喚き散らかすトントンを背に、Aは倉庫へと向かった。とっくに倉庫の悪臭は消えており、中を調べる事が出来た。倉庫内に、特に気になるものは無く、Aは倉庫を出た。


倉庫の周りを歩いていると、扉付近に花が咲いていた。

「……いい証拠品じゃないですかぁ」

結構早く事件が解決しそうだと、Aはスキップしながらロボロの部屋を訪れた。

「ロボロさん。少しよろしいですか」

「……何？」

「実は＿＿＿＿」



「えぇ!?めんど」

「そこを何とか」

「……分かった」



諦めたロボロは、モニタに向き直って、何かを打ち込み始めた。それを見たAは、ロボロの部屋を退出した。

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