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第22話 ページ26

〜若side〜

俺は今、ある決断をしあのスライム…リムル様のもとへ向かっている。


決断というのは、我々がオークを倒すまでの間、リムル様に仕えるというものだ。


行くあてのなかった俺たちに、「俺の部下にならないか」という提案をされた時は驚いた。
その言葉は、元々相打ち覚悟で今すぐにでも敵討ちに向かおうとしていた俺を引き止めた。
何より、妹にも言われたがAに助けられた命、無駄には出来んと思わされた。


全ては俺の不甲斐なさ、弱さが招いた結果。生き残った同胞のためにも、今はリムル様に仕えることが最善であると判断した。


リムル様の御前、「決めたのか?」という問に対して、契約はオークの首魁を討ち滅ぼすまで、という条件のもと、


「昨夜の申し出、承りました。貴方様の配下に加わらせていただきます。」

「うむ。」

「ただ、これは俺たち6人の意思です。今ここに居ないA、昨夜話した鬼人は…」

「分かってるよ、本人の意思もなく部下にするつもりは無い。今後合流したら誘うことにする。」

「!ありがとうございます。」


そう言って俺は頭を下げる。


「顔を上げろ。」


リムル様は人型となっていて、


「お前たちを受け入れる。」


そう仰った。元々なんの関係もなかったこの村を巻き込んでしまったのは我らだと言うのに…本当にありがたいお方だ。


「みなをここへ呼べ。」

「は。」


俺はリムル様の命で同胞の5人を集める。


「俺の配下となった証に、名をやろう。」

「!?俺たち全員に…!」

「名前…ないと不便だろ?」

「しかし…」

「お、お待ちください!名付けとは、本来大変な危険を伴うもの。里でもA以外に行ったものはおりませんでした。それこそ高位の…」

「良いから良いから。大丈夫だって。」

「ですが…」

「それとも、俺に名前をつけられるのは嫌か?」

「そういうことでは…」

「異論など無い。」

「お兄様!」

「有難く頂戴する。」








「…申し訳ございません、リムル様」


その時、ずっと黙っていた蒼が言葉を発した。









【おはこんばんにちは!作者です!


1日hit2000件!?お気に入り登録30人!?!!?


夢みてる気分です…本当にありがとうございます!!!】

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ミィ - 16話なんですが、戦いを先に仕掛けた(?)のは、オーガの方だと思います。アニメを見れば、若(紅丸)が『はやとちりをしてしまった。』『許してくれ(セリフ全く違うけど意訳的な)』って言ってたから仕掛けたのはオーガだと思います。私もアニメを見て (11月15日 16時) (レス) @page19 id: cc284cb664 (このIDを非表示/違反報告)
紅白の巫女 - めっちゃ続いてるんだ…すごい。まだ途中だけど恋愛要素あるんですか? (11月9日 13時) (レス) @page8 id: ecef28fcbd (このIDを非表示/違反報告)
おもろー - 38話の上から4行めが、リザードマンではなくリザードンになっています。おもしろーー!!ー!ー (11月8日 21時) (レス) @page42 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
ウニャ - 守護者は(マモルモノ)ですか? (2022年7月8日 18時) (レス) @page4 id: cef953226b (このIDを非表示/違反報告)
ウニャ - 助言者は(タスケルモノ)ですか? わからないんです、教えてください! (2022年7月8日 18時) (レス) @page2 id: cef953226b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぬこ | 作成日時:2021年8月30日 22時

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