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side照史
俺と似たような傷をたかひろの腕に見つけて、痛そうで、可哀想で、あの時のことも思い出して自然に涙が溢れてきた。
けど今見ている眠っている姿はすごく安心したような顔をしていて。
なんもわからへん世界の中でこの子は頑張って生きようとしてたんやな...なんて思ってたらまた視界がぼやけた。
淳「実は俺な...」
淳太くんがたかひろの頭を撫でながらそっとつぶやく。
淳「俺ちっちゃい時な、こいつのこと嫌いやってん」
照「へ.......？」
淳「話し相手にもならへんし、喋ってもようわからんことしか言わへんし。崇裕がおらんかったら俺普通に学校行けたんちゃうかなって思ったことも数えきれへんくらいある...。けど俺が出ていってからこんなことになってたんかって思うと、ほんまに申し訳なくって.....。」
淳太くんのせいちゃうのに...。
淳「けどもう俺決めてん。何があっても絶対たかのこと守ったるって。絶対もうこいつから離れへん。たかが離れたくても離れたらへん！」
急に決心したように淳太くんが言った。
ほんなら俺も。
照「俺も。たかひろのこと、俺も守るで。もう家族やもん」
淳「ありがとう、照史。じゃあまずたかの部屋を作ろか！あ、そや。玄関に崇裕のリュックが置きっぱなしになってるんやけど、持ってきてくれへん？」
照「わかった！」
なんか楽しくなりそうやな。
なんて俺は家族が増えたことに何故かワクワクしててニヤニヤが抑えきれなかった。
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ひよこ(プロフ) - 本当に申しわけございません。新しく「たかくんと家族のおはなし」を作り直しました。 (2019年9月22日 23時) (
レス) id: 27790e23ef (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - 作者のひよこです。実は、パスワードを忘れてしまい、このお話を書くことができなくなりました。みなさんは続きが読まれたいかわかりませんが、私個人としては続きを書きたいので、また新しくページを作って書きたいと思います。 (2019年9月22日 22時) (レス) id: 27790e23ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこ | 作成日時：2019年8月18日 12時
