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side智洋
淳「ただいまっ！...ﾊｱﾊｱ」
肩で息をしながらお兄さんが勢いよく家の扉を開いた。
神「あれ、お兄さん、お店は！？」
淳「いや、ちょっと心配で...(笑)少しだけ抜けてきてん」
なんや、俺めっちゃ心配されてるん！？
そんなことを思っていると、たかひろが猛ダッシュでお兄さんに飛びついていく。
崇「じゅんたぁ！」
淳「ぐふっ！こら、たーか、帰ってきたらおかえりやろ」
崇「おかえりぃ！」
淳「あれ、どーしたん？機嫌いいなあ。いい子にしてたん？」
崇「じゅんたっ！たか、うれしー！」
さっき覚えた言葉を早速お兄さんに披露している。
淳「え、なんか嬉しいことでもあったん？」
神「いやっ、たかくん、嬉しいって言葉を知らなかったみたいで...。さっき覚えたんです」
淳「あ、そうやったんや！！ごめんなあ、俺もまだこいつのことあんまりわかってないみたいで...。けど、ありがとうな。教えてくれて」
神「いや、俺も色々勉強になったし、それにたかくん面白いし可愛らしいですよ」
申し訳なさそうに俺に笑いかけるお兄さん。
その時、いきなり俺の目をじっと見つめてきた。
神「えっ？なんですか？？」
淳「神山くん...、目ぇ赤ない？？泣いたん？」
神「え、あ、いや...」
しまった...。顔をちゃんと洗っておくべきだった...。
淳「たか、神山くんのこと泣かせたん？」
神「いや、ちゃいます！俺が勝手に...」
崇「たか、わるい、こ...！ごめんなさいっ！」
神「ちゃうって、たかくんも！お兄さんほんまに違います！たかくんが悪いわけでもなくって！！」
頭を撫でようとしたら、ちょうどその時食事後すぐに寝転んだらだめだと注意したばかりだったので、叩かられると思ったのかプチパニックになってしまい、泣かせてしまったこと。
それを落ち着かせているうちに自分の気持ちの整理が上手くできなくて何故か泣いてしまっていたこと。
さっきの出来事を全て話し終えると、お兄さんは安心したような顔になった。
淳「なんや、そうやったんか。良かった...」
神「...へ？？」
淳「実は俺、神山くんのことも心配やってん...。崇裕のことちゃんと理解してくれて、受け入れてくれるんかって...。疑ってごめんな」
神「いや、そりゃそうですよ！俺はまだ子供やから、疑われるんは当然です」
淳「けど安心したわ。神山くんなら崇裕のこと任せられる」
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ひよこ(プロフ) - 本当に申しわけございません。新しく「たかくんと家族のおはなし」を作り直しました。 (2019年9月22日 23時) (
レス) id: 27790e23ef (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - 作者のひよこです。実は、パスワードを忘れてしまい、このお話を書くことができなくなりました。みなさんは続きが読まれたいかわかりませんが、私個人としては続きを書きたいので、また新しくページを作って書きたいと思います。 (2019年9月22日 22時) (レス) id: 27790e23ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこ | 作成日時：2019年8月18日 12時
