snow snow snow 2（ × Snow Man ）

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「そうだ。口開いている時は、『恋人』である佐久間がすれば問題ないでしょ？」

「・・・へ？なにを？？」

「だから、コージがさっきしようとしてたこと。佐久間がすれば問題ない。」



細めていた瞳が、またパッチリと開いて、
俺の弧を描いている瞳とかち合った。



「ほら、佐久間。俺の口、また開いてるよ。」

「えっ・・・今はお話ししてるからいいんだよ。」

「ほら、ほら。」



わざと半開きのままにした口をトントンと人差し指で指すと、
佐久間はなにを催促されているのかをやっと気付いたらしい。

桃色だった頬が今度はどんどん赤く染まっていく。



「ふぇ？？な、、、なに言っちゃってんのぉ。」

「ほら、早く塞がなきゃ。」

「ぃや、恥ずかしい、できないよぉ。」



さっきまで、泣かせたくないなんて言っといてこのザマ。
好きな子にいじわるしちゃうのは男のサガ。


「あっそ。じゃぁ、いいよ。コージに塞いでもらうから。」

「えっ。」



ソファを立って外に出ようとしたら、
腕を引かれ連れ戻された。

おまけに、控えめに感じる唇に柔らかい温度と”チュッ”っていう可愛い音。


「もう、これで塞いだから。他所行かないで。」

怒ってるのか照れているのかわからない表情だけど、
可愛いことには間違いない。


あー、撮影前なのにリップ落ちちゃったね。
あとでまた、塗ってもらおう。

じゃあ、落ちたついでにもうちょっと。



「ふぇ、ぁ、りょ、た？」

「んー。」

「んん！！ぁっ！！」

「こら、口、開けちゃダメでしょ。」

「らって、んん、」


お口はちゃんと閉じていて。
じゃないと、うっかり入り込んじゃうから。

そうしたら抑えきれなくなっちゃうでしょう。
今すぐぶつけてしまいそうになる。いけない俺の想いごと全部。


「もう、泣いちゃダメだよ。」

「ぅ、ん！！ぁ、、やぁ、、、泣いて、ないってばぁっ!!」



こんなこと楽屋でしちゃったら、また阿部に怒られるかな。



でも、まぁ、いっか。

こんな可愛い佐久間が見られるのなら、
何度でも、怒られたっていいかもしれない。




end


＊

abちゃんお誕生日おめでとうございます*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･’(*ﾟ▽ﾟ*)’･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
そして、皆様、録画予約はお済みでしょうか？？
ワクワクして眠れないってことで、久々にこちらを更新してみました。
今日思いついて一気に書いたお話なので、
突然、消したり書き直してたりするかもしれませんがご了承ください。

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