エ イ ト も の が た り

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亮said
今日はしんちゃに会いに行くんやって！楽しみ！
最近ずっと会えてなかったから
何して遊んでもらうかずっと考えとった。
信ちゃんがおる病院はりょーのおうちから
歩いて行けるからみんなで歩いていった。
お外は暑いから病院の冷たい風が気持ちよかった。

亮｢しんちゃ！｣

信｢亮！忠義と章大も！
来てくれたん？ありがとう！｣

忠｢今日何して遊ぶ？｣

信｢何したい？みんなでできることしよっか。｣

章｢しんちゃ！しょーたね、おてて見て！｣

信｢痛そうやな。大丈夫か？｣

章｢しょーた花組やから大丈夫なの！｣

信｢ほうか。すごいな！えらいえらい！｣

亮｢ずるい！りょーも！｣

忠｢たぁもなの！｣

信｢よしよし。みんなまとめてやったるわ。｣

久々にしんちゃに会えて嬉しかった。
しんちゃはこの前見た時よりも痩せてて
撫でてくれた時、ゴリゴリして少し痛かった。
入院する前はそんなことなかってんけど
会いに来る度に少しずつゴリゴリが増してる。
前にすばるくんに聞いたら
それがしんちゃが頑張ってる証なんや
って教えてくれた。
しんちゃは1人で頑張っててほんまにすごいな。
りょーは1人嫌や。しんちゃも嫌やんな。
やから、りょーがそばにおるの。

母｢ジュース買いに行こっか。｣

亮｢りょーしんちゃとここにいる。｣

信｢ありがとうな。
でもすばるとおるから亮も行ってきてええよ。｣

亮｢でも…しんちゃ｣

忠｢たぁ喉乾いた。｣

母｢行くで！ほら亮も。買ったら帰ってくるから。｣

亮｢すぐ来るから待っとってな？｣

信｢うん。ありがとさん。｣

たぁの好きなジュースが近くになくて
お店まで買いに行くことになった。
りょーは早くしんちゃの所に帰りたいのに。

忠｢アイス食べたい…買って？｣

母｢あかん言うてるやろ！次からジュース買わんで！｣

忠｢嫌やぁ…でも食べたい｣

りょーは戻りたいのに。
たぁがずっとわがまま言うねん。
しょーちゃとりょーはもう決まったのに。もう！

亮｢たぁはよ決めてや！
たぁだけわがまま言うてるんなんで分からんの？
今日はしんちゃに会いにきたんやから！
たぁがわがまま言うためにきたんちゃうの！｣

忠｢やって…美味しそうやから｣

亮｢ならたぁ1人でここ居ればええやん。
しょーちゃとりょーとママ帰るわ！｣

忠｢ｳｪｰﾝりょーちゃ怖いの…｣

章｢たぁも泣かないで？りょーもごめんして？｣

亮｢りょー悪くない！｣

母｢2人ともわがまま言わない！｣

なんでりょー怒られなあかんねん

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