エ イ ト も の が た り

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裕said
みんな楽しそうでええな。
やっぱたまにはこういう時間も必要やと思う。
隆平とヒナが息抜き出来ればそれでええねん。
でも…年長組で俺だけミニオン取られへんかった。
章大欲しがってたのにな…もっかいやるかな…
って思ってたらすばるがくれた。ええやつやわ。
章大めっちゃ喜んでる。よかったわ。

ﾋﾟｺﾝ
す『今度なんか奢れよ。』

わざわざLINEで言うか？隣歩いてるのに。
ええやつやって思ったけどやっぱすばるやわ。

裕『しゃーないな。ええよ。』

送った瞬間すばると目が合った。
それで俺にだけ見えるように小さくピースしてきた。

忠｢お腹空いたぁ｣

信｢もうお昼の時間やもんな。何食べたい？｣

亮｢からあげ！｣

章｢りょーまた唐揚げなん？チキンとかあるやん。｣

亮｢じゃあチキン！｣

隆｢わたくしはビーフシチューと言った所でしょうか｣

信｢お前何やねん。｣

す｢店ひとつにまとめようや。｣

裕｢もうそこでええやん。色々ありそうやし。｣

結局今いる場所のすぐ近くにあった
レストランに入ることになった。

隆｢ビーフシチューあるやん！これはパーンですね！｣

亮｢りょーまる何言ってるんか分からん。
章ちゃん分かる？｣

章｢あれはねビーフシチュー
めっちゃ嬉しいって言ってんねんで。｣

忠｢しょーちゃすごーい！｣

す｢みんな楽しそうやな。｣

裕｢せやな。よかったわ。｣

す｢今度また2人で来ようや。｣

裕｢みんなに聞こえたらどうすんねん。｣

去年は俺もすばるも年パス持ってて
2人だけでしょっちゅう来てた。
ヒナにはバレてたらしいけど
ちっちゃいやつらにバレなければ大丈夫やろ。

信｢うわー！美味そうやな！｣

す｢ヒナ貰ったろか？｣

信｢やらんわ！って美味っ！｣

忠｢たぁのお子様ランチ旗ついてる！｣

亮｢なんでたぁそんな食べれるん？はいりょーの分。｣

忠｢ありがと！おいしっ、｣

章｢ケーキ頼んでええ？｣

裕｢ええよ。好きなの頼みや。｣

今日は親持ちだから
いくらでもって言葉を何とか飲み込んだ。

隆｢いやぁビーフシチューは最高ですし
粕汁つくとか聞いてないですし｣

忠｢おすし。｣

隆｢たっちょーん！いいとこだけ持ってくなよ〜。｣

信｢章大どうしたん？何泣いてんの？｣

す｢ケーキがめっちゃ美味いんやって。な？｣

裕｢そうなん？｣

章｢う…ん｣

信｢ほんまは何やねん。｣

章｢すばるくんがいちごとった…｣

亮｢じゃありょーのいちご半分あげる！｣
章｢ほんま？ありがとう！｣

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