エ イ ト も の が た り

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裕said
すばるによれば今日ヒナが退院するらしいから
あいつらに内緒で家の中で待ち伏せしてる。
すばるのオカンに鍵借りたから
みんなびっくりするやろな。

隆平なんて自分帰ってきた時に祝ってもらってるから
めっちゃ乗り気でずっとテンション高いわ。
疲れへんのかな？アイツ一応病人やんな？

章｢はよ帰って来おへんかなぁ｣

隆｢みんな驚いてくれるかな？｣

章｢まるちゃ…しょーた思ってんけど
玄関にお靴あったら気づけへん？｣

隆｢章ちゃん天才やな。隠しとこ！｣

章｢しょーたも着いてく！｣

相変わらず2人とも楽しそうやな。
明日とかどうなるんやろ。
はしゃぎすぎて夜まで体力持たんやろな。

章｢ゆーくん！こっち来て！｣

裕｢はいはーい。急がな帰ってきてまうで？｣

隆｢章ちゃん急げ急げ！お兄ちゃんどこ隠れる？｣

裕｢俺別に適当に隠れとくわ。｣

章｢ダメ！ちゃんとやるの！｣

裕｢せやな…じゃあキッチン隠れとく。隆平は？｣

隆｢うーん…クローゼットかな。｣

章｢しょーたは階段のところ！｣

裕｢でもさこれ誰が帰ってきたって言うん？｣

隆｢じゃあみんな同じところに隠れる？｣

章｢どこにする？｣

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

裕｢帰ってきたで。はよせな｣

章｢じゃあここ！隠れて！｣

隆｢楽しいな。かくれんぼ久しぶりやわ。｣

裕｢俺なんてもっと久々やで。｣

章｢帰ったらまたやる！｣

隆｢もう1回やるん？｣

裕｢まじか…｣

章｢やる！シー！来た！｣

ｶﾞﾁｬ

亮｢しんちゃ！りょーとご飯食べよ？｣

忠｢嫌や！たぁと食べるの！｣

す｢みんなで食べたらええやん。｣

亮｢やって…しんちゃのとなり1人しかおれへんもん｣

忠｢たぁが隣なの！｣

亮｢りょーなの！なぁしんちゃ？｣

忠｢しんちゃ？たぁやろ？｣

信｢じゃあお昼ご飯は亮の隣で
夜ご飯は忠義の隣にしよっかな。｣

亮｢すばぅくんは？｣

忠｢すばくん可愛そう！｣

す｢や…俺は別にええよ。｣

亮｢ホンマに…？｣

忠｢ホンマ…？｣

す｢うん。2人ともヒナの横座りたいやろ。
それより病院から帰ってきたんやからはよ手洗い！｣

いきなり兄弟喧嘩…内容は可愛けど
すばるの雷でタイミング失ってもうたと思ったら
手ってもしかしてキッチンで洗うん？
めっちゃタイミングええわ。

隆｢今や！行くで！｣


章｢しんちゃ！｣

裕｢ヒナ｣

隆｢信ちゃん！｣

裕･隆･章｢おかえりー！｣

信｢うわびっくりした。｣

す｢いつの間に入ってん。家ん中やで｣

章｢驚いたやろ？｣

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