エ イ ト も の が た り

横山家 ページ24

隆平said
まさかこんなサプライズがあるなんて
思ってもなかったからほんまに嬉しかった。
なかなか休めへん仕事やのに
わざわざオカンも仕事休んでくれて。
そのまま信ちゃんの家族と一緒にみんなでご飯食べて
たくさん遊んだ。
途中からカラオケ大会になって
久々にすばるくんの歌を聴けた。
すばるくんの歌ってやっぱええな。
章ちゃん達は3人でエイトレンジャー歌っとって
めっちゃ可愛かった。
お兄ちゃんが恥ずかしがって全然歌わへんかったから
すばるくんが勝手に413man入れて歌わせてた。
やっぱあれええ曲やわ。
俺はたくさんは歌われへんけど
それでも2.3曲は歌った。
最後にはみんなで大阪ロマネスク歌ってんけど
ほんま楽しかった。みんな歌上手いねん。
お兄ちゃんはちょっと音外しとったけど
あの曲3,4歳で歌うような曲やないのに
すばるくんがバンドで歌ってたから
みんな覚えてもうてんねん。
そのままみんなで片付けをしてると
オトンが帰ってきた。

父｢隆平、おかえり。これ。｣

隆｢えっ？ありがとう！開けてええ？｣

す｢何もらったん？｣

隆｢このゲームずっと欲しかったやつや！
オトンありがとう！｣

裕｢ええな。俺もやらせてや。｣

隆｢ええよ。お兄ちゃんゲーム好きやもんな。｣

す｢それ俺も持ってるから通信できるわ。｣

隆｢ほんまに？あ、オトン今日仕事大丈夫なん？
こんな早く帰ってくるなんて。｣

父｢今日は早く切り上げさせてもらったんだ。｣

亮｢でもプロデューサーってカッコええな。
やって仕分け∞って
しょーちゃのオトンが作ってるんやろ？｣

父｢そうやで！
でもな色んな人が手伝ってくれるんよ。
オトンひとりやなくてカメラで映像撮ったり
音を入れたり洋服考えたりしてくれる人がおるから
番組ができるんやで。｣

亮｢やっぱかっこええな！
りょーもプロデューサーになる！｣

裕｢ええやん。どんな番組やりたいん？｣

亮｢すばるくんに出てもらって歌うたってもらう。｣

す｢俺出るん？｣

忠｢たぁ絶対見る！｣

章｢しょーたも見る！｣

隆｢丸ちゃんも見ちゃおっかなー！｣

めっちゃ楽しみやわ。
ほんまに将来みんなどうなってるんやろ。
章ちゃんとか何になるんやろな。
…きっと俺は見ることが出来ないけど
生きれる限り一生懸命楽しんで生きていきたい。

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