エ イ ト も の が た り

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亮said
今日はみんないるけど
しょーちゃとたぁは外で遊んでるから
りょーが1人でしんちゃの所に行く。
行くって言ってもうたら2人着いてきて
りょー大変なるから黙って家を出た。
やってたぁとかすぐ泣くんやもん。
りょーは泣かへんのに。
それにりょーだけで行けば
しんちゃがたくさん遊んでくれるはずやから。
しんちゃを独り占めできる。

ドアにやっと届くようになったから頑張ってあけた。
りょー大人やから ノック っての知ってんねん。
ｺﾝｺﾝってやるんやろ？分かるで。
しっかりｺﾝｺﾝしてからしんちゃのとこに行った。
そしたらなしんちゃめっちゃ驚いててん。
でなりょーがナスレンジャーのお手紙あげたら
ほんまに喜んでくれて嬉しかった。
あのお手紙を書くためにすばるくんに付きっきりで
字を教えてもらったから。
それからしんちゃと遊んでたんやけど
今日にしんちゃが苦しそうにし始めた。

亮｢しんちゃ？大丈夫？｣

信｢亮…ちょっとそこのバケツさんとって？｣

亮｢はいどうぞ。｣

信｢ありがと…｣

しんちゃがずっとゲーゲーしてて苦しそうやから
りょーはしんちゃの背中をスリスリした。
前にすばるくんがやってあげてたの覚えてんねん。

信｢亮…ありがとさん。ようなったわ。｣

亮｢もう大丈夫？りょー帰る？｣

信｢おってええよ。背中摩ってくれたお礼や。｣

亮｢やったー！
あ、しんちゃあのな…
今度しょーちゃとすばるくんのお誕生日なんやけど
何あげればええかな？りょー何する？｣

信｢せやな…今から一緒に作ろっか。
亮字書けるようになったんやろ？
章大とすばるにお手紙書いたったらええやん。｣

亮｢うん！しょーちゃは青で…すばるくんが赤で…｣

しんちゃが折り紙出してくれたから
そこから色を選んだ。
やっぱ1人で来て正解やったね。

亮｢すばるくんへ…おたんじょうびおめでとう！
またおうたきかしてね。りょー｣

信｢おっ亮上手に書けるやん。｣

亮｢やろ！すばるくんが教えてくれたの！｣

信｢ほうかほうか。あ、でもこれはな
こっち向きやなくてこっちに曲がるんやで。｣

亮｢えっ？そうなん？やってみる！｣

楽しくて時間があっという間やった。
お外を見たらオレンジになってた。
夕焼けさんや。
信｢今日ここ来るって誰かに言った？｣

亮｢言ってないで。｣

信｢ならもう帰らんと怒られるで。｣

亮｢てもりょーしんちゃと一緒にいたい。｣

信｢ならまた来てや。待ってるから。
亮が来たら元気になれるで。｣

亮｢うん！｣

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