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亮said


久々に仁と旅行に行こうって話になって
弾丸沖縄旅行中

仁「腹減ったぁ…もう2:00過ぎてんじゃん?」

亮「せやな。じゃあどっか入る?」

そうしてレストランに入って、スマホを確認したら
懐かしい文字が並んでいた。

不在着信
章ちゃん 7:53
章ちゃん 8:34
章ちゃん 9:41
章ちゃん 10:27
章ちゃん 11:39
章ちゃん 13:26

章ちゃん…
ってそんなこと考えてる場合ちゃうやんな。

こんなに不在着信寄越しとるんやから
なんかあったんやな…

ホンマになんでもっと早く気づかなかったんやろ…
俺あかんわぁ…

急いで章ちゃんに電話かけてみた。
でも出ない…収録してんのかなぁ…

仁「ぉ…亮!」

亮「あぁ、ごめん。」

仁「なんかあった?」

亮「いや…なんもないで。」

仁「じゃあ食べようよ。冷めるよ?」

亮「そやな。」

食べ終わったらもっかい電話しよ…


亮「美味しかったな。ちょっと電話してええ?」

仁「いいよいいよ。」

章ちゃんにもう一回電話をかけてみる
プルルルルプル ガチャ

章「もしもし〜」

出てくれた!

なんやろうと思ったら
章ちゃんの口から出てくる言葉の数々は
全て想定外のこと。
何が何だかもう分からへんよ…
なんか涙出てくるし…
もう…仁も心配させてまうやん…

章「バイバイ…」

電話が切れた途端に、
今までこらえてたぶんの涙も全てあふれた。

仁「亮?どしたの?」

亮「仁…もう俺どうすればええんか分からへん…」

仁に相談したら、
お見舞い行ったら絶対喜ぶから、支えてやれって。
夜にまだ出かける予定だったけど
旅行も途中で帰ることにした。

今はただ大倉に会いたい。
ただ、大倉のそばにいたい。
大倉の支えになってやりたい。

いつもはそんなに気にならない飛行機が
ものすごく遅く感じ、イラついてしまった。

とにかく早く大倉のもとへ行きたかった。

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作者名:黄色担 | 作成日時:2019年10月17日 23時

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