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亮said
大倉の前でも泣いてもうたけど
病院の駐車場に止まってる自分の真っ暗い車の中で
一人で泣いた。涙が止まらなかった。

思い当たる節はあった。
オーラスが近づいてきた頃
最近大倉辛そうやなって思ったりもした。
でも自分のことで精一杯で、
すぐに忘れてしまっていた。
あの時、大丈夫か?って無理すんなって
言うことは出来たんやないんかな…
オーラスの後、みんなが
「今までありがとうな。これからも頑張ってな。
離れてても、ずっと一緒やから」って
言ってくれた。もちろん大倉も。

やのに、俺はちっさな声で「ありがとう」
としか言えなかった。
それでもみんな笑ってくれた。
最高の仲間に出会えたんやなって思った。
そんな最高の仲間が苦しんでたのに…
自分何してんねん…アホ…




結局家へ帰ったんは
大倉と別れてから3時間後くらいやった。
それまでずっと泣いていた。
明日…撮影あるのに目がパンパンになって
でもそれが気にならないくらい疲れた。

また、みんなで同じ景色が見たい…
みんなでライブがしたい。

帰り際に大倉がそう言っていた。
その言葉が俺の心をゆさぶった。

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作者名:黄色担 | 作成日時:2019年10月17日 23時

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