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すばるsaid
大倉が自分のことを自分の口から言うのを見てるのは
すごく辛かった。そばにいたかった。
直ぐに大丈夫だって言ってやりたかった。
やけど、ここで俺や亮が出ていったら
記者も沢山おるから、どうなるか分からない。
すごく虚しかった。でも、大倉を誇りに思った。
マルに車椅子を押されて舞台袖まで帰ってきた大倉を俺と亮はひたすらに褒めた。
す「頑張ったな。凄かったで?」
亮「大倉…かっこよかったで。」
忠「ほんま?ありがとう。緊張したぁー」
亮「じゃ…帰ろか。」
す「あとは4人に任せて。信じてやれ。」
忠「うん…」
医師から出された外出許可の条件
『大倉が話すとこが終わったら
すぐに帰ってくること』
守れなければ、外出許可は出せないと言われた。
やから、俺らが大倉を病院まで送る事になっている。
大倉は疲れていたのか、車に乗って走り出したら
すぐに寝てしまった。
す「大倉寝たで笑」
亮「えっ?ほんま?頑張ってましたもんね。」
運転する亮が答える。
す「ほんまに大倉はよう頑張ってる。」
亮「っすね笑」
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作者名:黄色担 | 作成日時:2019年10月17日 23時