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安田said


30分くらい
マネージャーと大倉が来るの待っとったけど
全然来ないし、電話何回もしたんやけど、
全然でーへんから、部屋まで迎えに行くと、
大倉が切羽詰まったような声で
僕のことを呼んでいた。
どこにいる?と聞いてもわかんないと言うから、
どうしたのかすごく気になって、
声を頼りに行くと、
ベッドからそう離れていないところで
うずくまる大倉がいた。
もう近くにいるのになおも大倉は僕を呼び続けた。
だから、ここにおるよって言ったんやけど、
大倉はまるで
声がする方を探すようにキョロキョロしてた。で、急に
忠「ヤス、手握って?」
と言われたから困惑してしまった。
とりあえず言われた通り手を握ると手をぎゅっと掴んで離さなかった。
章「どうしたん?」
そう聞くと泣き出してしまった大倉。
忠「…朝起きたら…グズッ

なんもグズッ見えへんようになってて

迷惑かけちゃいけないから、すぐ行くって言って

着替えてグズッ荷物取りに行こうと思ったら

おもっきし転んだ…グズッ痛くて立てへん…」
…今、なんて言った?
目が見えなくなったってことやんな…
そんなことある?
頭が追いつかない。
章「僕の顔も…見えてない?」

忠「…うん」
ここまで聞いて、転んで痛くて立てない程だから怪我を確認しないとと思って
章「転んでどこ痛いん?」
と聞いたら
忠「グズッ全部グズッ痛いけど、特に腰グズッとその下らへん」
と答えてくれた。見せてもらうと、真っ赤になって腫れ上がっていた。いつの間にか来ていたマネージャーもそれを見て、2人で相談し救急車を呼ぶことにした。
章「大倉、今救急車呼んだから、

もうすぐ来てくれるからな…」
忠「ヤスも…乗って…」
泣き止んだけれどまだしっかり僕の手を濁っている大倉は震える声でそういった。
章「当たり前や。メンバーにも連絡しとくな」

ピーポーピーポー
救急車が来て、大倉はストレッチャーに乗せられた。僕も急いでついて行く。メンバーの連絡はマネージャーに頼んだ。

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作者名:黄色担 | 作成日時:2019年10月17日 23時

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