予定外 ページ39
結局その後クラピカが手を下す事はなく、レオリオにバトンを渡したのだが。
結論から言おう。ボロ負けだ。
女性囚人に目が眩み、変 態的行動をし、己の欲望のまま動いた為、ボロクソに負けた。
ただ負けただけなら良かったのだが、彼は賭け事をタイマンの条件にしていた。
賭ける物は時間。
塔の脱出時間をチップにし、支払った分だけ足止めされるのだが。
彼は前述した通り、それはもう完膚なきまでに負けた。
50時間、この塔に足止めを喰らう事となってしまったのだ。
『…竜頭蛇尾、ってやつだね』
レ「うるせぇよ!賭けには自信あったんだかな!」
ク「おい、レオリオっ!」
Aに向かって堂々と暴言を吐くレオリオを諌めようとする。
しかし、当の彼女は気にも留めていないようだった。
むしろそれくらいがいい、と思っているのだが、クラピカがそれを知る由もない。
全員が不穏な空気になり始めた頃、スピーカーきから音が聞こえる。
［諸君、試験中盤に失礼する。
一人の囚人が、我々に猛抗議してきた。
ある相手にどうしても報復したいとの事なのだが、面白そうなので受ける事にする］
なんだそれ、とその場の全員が思った。
［これからリングの上に配置する。待っていたまえ］
レ「おいおい、そんなの時間の無駄じゃねぇか
」
『もう既に50時間無駄になるんだから、同じようなもんだろう。エキシビションだと思えばいいんじゃないかい?』
言葉に詰まるレオリオ。
その通りなので、誰も何も言わなかった。
［尚、この勝負は試験とは無関係のものとなる］
余計な一言を添えてから、スピーカーは壁に収納され、リングに穴があいた。
床がせり上がってきて、そこには一人の女性囚人が立っていた。
囚人服だが、髪はバッチリ縦ロールが決まっている煤けた金髪。
下半身太りの激しい短い手足は、彼女の貧相な体つきをより一層醜くみせた。
顔もそこまで可愛らしいわけでもなく、痩せればちょっとは可愛い、くらいだった。
「やっと…やっと見つけたわよ!!リーライ!!」
その場の誰もが、Aを除いてポカンとなった。
リーライなどここにはいないと言うのに、彼女は誰を指しているのだろうか。
『あら、ユリナスさん。ご機嫌麗しゅう』
突然、風変わりな言葉遣いで縦ロールの女に話しかけるA。
「何がご機嫌麗しゅうよっ!私のサクトを返してよねっ!!」
こうして、有る意味一番恐ろしい囚人の逆恨みが始まった。
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ＫＯＨＡＫＵ - とってもおもしろいです 爆笑してますwww (2014年12月19日 15時) (
レス) id: 5177bf1c6e (このIDを非表示/違反報告)
ＫＯＨＡＫＵ - この夢主 はやみねかおるさん著の「怪盗クイーン」のクイーンに似てます (2014年12月19日 15時) (レス) id: 5177bf1c6e (このIDを非表示/違反報告)
ルネ - ふ、ふな○しーwwwwww楽しいんですかwwwでは、全力で頑張ってくださいwwwww (2014年4月27日 22時) (レス) id: ef548354e3 (このIDを非表示/違反報告)
2Dの皆は俺の嫁（一部除く） - 無理ではないですよw書いてると楽しいし楽しみにしてくれてる方がいるってだけでふな○しーのようにテンションあがりますからw (2014年4月27日 20時) (レス) id: 50bb1b0076 (このIDを非表示/違反報告)
2Dの皆は俺の嫁（一部除く） - 一日必ず一話更新します(ｷﾘｯ…テスト期間とかは…あれですけど…多分深夜に更新しますw (2014年4月27日 20時) (レス) id: 50bb1b0076 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：2Dの皆は俺の嫁（一部除く） | 作成日時：2014年4月15日 23時
