お仕置き ページ27
その後は散々な結果となった。
まずはレオリオが筆頭となって次々と悲惨なお前らこれを料理として提出するのか、と言いたくなるようなものが大量に。
まさかのクラピカまで同じレベルと言って放り投げられていた。
ハンゾーとかいう忍者っぽい受験生がスシの作り方をバラしても、結果は変わらず。
むしろ審査基準が高くなったぶん、余計に難しくなったと言える。何やってんだ忍者。
そうして、
メ「悪！！おなかいっぱいになっちった」
お茶を飲んで、ひと息ついて。
てへーーっ、て感じの笑みで、試験終了を告げた。
携帯で連絡を取るメンチは、ここでも白熱している。
メ「二次試験後半の料理審査、合格者は
一人！！よ」
他の受験生にとって絶望的な通告。
当の彼女はどこ吹く風よ、と言った様子で刺身を作って食べていた。
その時、盛大な破壊音。
255番の男が、キッチンを壊していた。
それを見て彼女の眉がよる。
なんやかんやゴタゴタ言っていた彼がメンチに殴りかかろうとし、それをブハラが阻止しようとした瞬間。
『物を粗末にするんじゃない』
そんな言葉と共に、255番のみぞおちに彼女の拳がクリーンヒットした。
もちろん彼女は「絶」をした状態で殴ったので骨は折れていないはずだが、彼はシェルターの窓を突き破り、外に落下していた。
そこに壊れたキッチンに紛れた食材を持っていく彼女。
『全く…最近の若いのは食材に対する感謝の念すらないのかい？』
いやあんたも外見十分若いでしょうが。
そんな受験生の胸中など知らず、彼女は(元)食材を掴む。
『無駄にした分、しっかり食してもらおうか』
それを、容赦無く彼の口に突っ込んだ。
みぞおちからのダメージで吐血しているにもかかわらず、それをグリグリと押し込む。
『ほら、案外美味いだろう？しっかり食べてさっさと魚に土下座しなよ』
口に詰めるだけ詰めて、今度は水を持ってくる。
それをやはりというかなんというか、彼にぶっかけた。
『起きな。あれくらいでいつまで寝てるつもりだい？』
いやあれくらいって。吹っ飛んでますよ彼。
「ぅぐ…」
『はい、しっかり噛んで』
ガッ、と彼の顎を蹴り上げる。
衝撃で軽く脳震盪を起こしたようだが、彼女にとっては彼より無駄になってしまった魚の方が大切だった。
地面に顔を向けて蹲る彼の頭をブーツで踏みつけた。
『あんたの命は鴻毛より軽いけど、魚は人に命を与えてくれてるんだ。しっかり感謝しな』
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ＫＯＨＡＫＵ - とってもおもしろいです 爆笑してますwww (2014年12月19日 15時) (
レス) id: 5177bf1c6e (このIDを非表示/違反報告)
ＫＯＨＡＫＵ - この夢主 はやみねかおるさん著の「怪盗クイーン」のクイーンに似てます (2014年12月19日 15時) (レス) id: 5177bf1c6e (このIDを非表示/違反報告)
ルネ - ふ、ふな○しーwwwwww楽しいんですかwwwでは、全力で頑張ってくださいwwwww (2014年4月27日 22時) (レス) id: ef548354e3 (このIDを非表示/違反報告)
2Dの皆は俺の嫁（一部除く） - 無理ではないですよw書いてると楽しいし楽しみにしてくれてる方がいるってだけでふな○しーのようにテンションあがりますからw (2014年4月27日 20時) (レス) id: 50bb1b0076 (このIDを非表示/違反報告)
2Dの皆は俺の嫁（一部除く） - 一日必ず一話更新します(ｷﾘｯ…テスト期間とかは…あれですけど…多分深夜に更新しますw (2014年4月27日 20時) (レス) id: 50bb1b0076 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：2Dの皆は俺の嫁（一部除く） | 作成日時：2014年4月15日 23時
