only princess【King&Prince】

私と神くん ページ16

　
　
　
　
　
you side









勇太「Aは偉いね」




『へっ......？』





たった一人のその一言で、自分自身を変えて


偽って、認められようと必死になってる私が。





『えらい、、？ですか』





頭にハテナマークを浮かべまくっている私を見て彼は、優しくふっと微笑んで





勇太「自分自身を少しでも変えて認めてもらえるように頑張ろうって、外見だけでもって、


そう思って努力できるAはすごく偉いよ」





あったかい、温もりを含んだその声に私は救われた気がする。



自分がしたことは悪いことじゃなかったって、間違ってないんだって、そう思えた事が嬉しくて






勇太「でも焦る必要なんかないからね、？


認めてもらうのってすごい大変なことだから、、俺もまだまだだしね」





そう言いながらゆっくり私に近づいて、その手のひらが私の頭を撫でた。



昨日まで話すことが出来なかった一人の人と、ここまで近づくのは正直すごく怖かった。




でも、





勇太「AはAなんだから、


俺は、岸くんと話してるときみたいな楽しそうな笑顔が、そのままのAが好きだよ」




『っ、.......』




真っ直ぐ、真っ直ぐに私を見るその瞳に嘘はなかった。






勇太「照れてんの？A」




『これはっ、......違います、、』








・



・



・







勇太「なんだ、ちゃんと覚えてるんじゃん」




『だから最初からそう言っ＿＿＿勇太「好きだよ」




『........、っ！！！』




勇太「ふふっ、顔真っ赤」




『、国民的彼氏 だからって、、からかわないでよ』




勇太「国民的彼氏ね〜......笑 」







かっこいい国民的彼氏も、ときどきネジが外れるけどね









.

ひげ→←私と神くん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す