7話 ページ8
休日明けの学校では、体育祭を見た人達から声をかけられたと話していた。
麗「あ、天音ちゃん、アランくん！おはよう！」
貴「おはよう」
ア「…はよ」
蛙「アランくん元気ないわね。」
いつもが元気そうに見える訳でもないが、今日は少し不機嫌だった。
貴「朝声かけられたのが嫌なんだよ。そういうの好きじゃないから。」
応援してくれるのは嬉しいけど、あまり多いと遅刻してしまう。
それだけは避けたいのだ。
芦「確かに好きじゃないって顔してる！」
編入してきてクラスに段々と馴染めている。
嬉しいことだ。
相「おはよう」
「「「おはようございます！」」」
蛙「ケロッ。相澤先生包帯取れたのね。良かったわ。」
相「ばーさんの処置が大袈裟なんだよ。
そんなもんより今日のヒーロー情報学ちょっと特別だぞ。」
「「「(きたっ！)」」」
相「コードネーム。ヒーロー名の考案だ。」
「「「(胸膨らむやつきたぁ！)」」」
みんなそんなに嬉しいのかな。
集計結果を見てみると私とアランにもきていた。
芦「天音とかもっと来ると思ってた。」
蛙「最後だけだったし、個性も言ってないからかしら。」
私は19で、アランは24だった。
1試合だけでこれ程くるとは思ってなかった。
ミ「じゃあできた人から発表ね。
あ、剣蔵さんとアランくんはもうあるから先に発表してもらおうかしら！」
私達もボードを渡された。
そこにヒーロー名をかく。
貴「コチョウ」
ア「アラン」
ミ「アランくんは名前のままね。
剣蔵さんは…日本語かしら？」
貴「はい。胡蝶蘭からとりました。」
八「胡蝶蘭の花言葉は確か"幸福が飛んでくる"でしたわ。」
ミ「いいヒーロー名ね！
みんなもいい感じのつけてちょうだい！」
続く (更新停止中)
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作者名：りあ | 作成日時：2020年4月29日 19時
