panic6 踏みしめた第1歩 ページ7
「A先輩、私は7人でデビューして欲しいです。全員に諦めて欲しくないです。みんなそれぞれに秀でた所があってきっと7つの個性が合わされば最高のアイドルになると思うんです…!」
『紡ちゃんがそう思うならするべきことは1つだよ、紡ちゃんはみんなのマネージャーになるんでしょ?ほら、考えるな感じろっていうじゃない!早く社長のところに行っておいで。』
紡ちゃんはやっぱりマネージャーに向いている。冷静にみんなを見て的確な判断を下してる。なら、私が出来ることは背中を押すことだけだ。
「ありがとうございます!A先輩!!」
『いえいえ!社長に何を言われても諦めたりしちゃだめだよ!じゃあ、行ってらっしゃい!!』
大丈夫だよ。きっと紡ちゃんなら上手くやれる。そう思いながら私は結果を待ち続けた。
『紡ちゃんと万理さん!!結果はどうでしたか…??』
2人がドアから出てきた時、私はいてもたってもいられずすぐ聞いてしまった。
「A先輩にもみなさんにも一斉に聞いてもらいたいので、ついてきてください。」
厳粛なムードの中、私は2人の後をついていった。
ーーーガチャッ
「みなさん、お待たせしました。
オーディション結果をご報告したいと思います。」
いよいよだ。懐石弁当(仮)のみなさんと私は固唾を飲んだ。
「和泉一織さん、二階堂大和さん、和泉三月さん、四葉環さん、逢坂壮五さん、六弥ナギさん、七瀬陸さんを合格とします!」
「そ、それってすなわち…俺たち全員合格ってことか…??」
三月さんが大きく目を見開いて紡ちゃんに聞いた。
「はい、もちろんです!!!」
その言葉を聞いてみなさんは一気に喜びの表情になった。
本当によかった…!これで私はみんなのことを追いかけ続けられる…!
「あと、それとみなさんのグループ名をIDOLiSH7に決定しました!!」
「IDOLiSH7かー!いい名前だな!これからよろしく頼むぜ!マネージャー、万理さん、雨宮さん!!」
『はい、こちらこそよろしくお願いします!』
そうして、IDOLiSH7は誕生した。
これが彼らが踏みしめた第1歩。
けれども、私はこの感動を浸る間もなくパニックになってしまうことを知る由もなかった…
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ひらり(プロフ) - 梅味(うめあじ)さん» もう色々御指導ありがとうございます笑 もはやお師匠様と呼ばせていただきたいくらいです笑本当にありがとうございます!! (2018年7月15日 22時) (レス) id: 4520214765 (このIDを非表示/違反報告)
梅味(うめあじ)(プロフ) - ひらりさん» いえいえ!修ありがとうございます!この作品がもっといいものになるように私ができる最低限の事ですから(笑 (2018年7月14日 22時) (レス) id: 1784d6d8e3 (このIDを非表示/違反報告)
ひらり(プロフ) - 梅味(うめあじ)さん» またまたご指摘ありがとうございます笑早速修正させていただきました!教えてくださって本当にありがとうございます! (2018年7月14日 20時) (レス) id: 4520214765 (このIDを非表示/違反報告)
梅味(うめあじ)(プロフ) - またまたコメント失礼します(笑)確か、編集で登場人物設定をオンにすると設定出来ますよ!是非よろしくお願いします(*´`) (2018年7月14日 10時) (レス) id: 1784d6d8e3 (このIDを非表示/違反報告)
ひらり(プロフ) - 梅味(うめあじ)さん» ご指摘ありがとうございます…!早速直させていただきました!お恥ずかしながら初投稿なもので右も左も分からず…笑 暖かいご指摘の上こんな拙い文章をお気に入り登録までして下さったんですか…!本当にありがとうございます!! (2018年7月9日 0時) (レス) id: 4520214765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スペシャリストゴリラ | 作成日時:2018年7月7日 8時