panic4 魔神の片鱗 ページ5
「それじゃ、開けますね。」
うぉえ!?この髪の毛ボサボサブスを最推しの美しいアメジストアイ(そんな言葉ない)に映させるのか!?
いや、それは最推しの目が汚れてしまう…!
『え、あ、あの私その今人に会える状態じゃないといいますか、なんといいますか。』
「嘘ですよね…?僕万理さんからお見舞い行って平気だって聞きましたよ…?」
あんの魔王は…!!なんてことしやがる!!
部下相手なら何してもいいと思ってるんだな!?
例えば推しに会えるイベントで髪の毛ボサボサで来るバカなんかどこにいるんだよ!それくらい察してくれよぉ…!
「起こしたらいけないかなって思いましたけど起きてるみたいだし、万理さんにも許可もらってますから入りますね。」
ひぃぃぃ!!誰か彼を止めてくれないか……!
「よかった…顔色戻ってますね。
いきなり倒れたときはどうしようかと…
てゆうか、寝てなきゃ駄目じゃないですか!今すぐ寝てください!」
くっ…!最推しが目の前に…!眩しい…
なぜこんな一事務員優しくしてくれるんだ…
んもぅっ!坊や、おばさん勘違いしちゃうでしょっ!
なんてくだらないことを考えていたけれど、あることをふと思い出してしまった。
『私、まだ経費の計算をしてない…逢坂さん心配ありがとうございます!でももう踊れるくらい元気ですから!!』
そうやって奇妙なダンス(運動音痴だからダンスもできない)を踊るとふらつきがまだ残っていたのか、逢坂さんの方へ倒れかかってしまった。
「ほら、全然踊れてない上に倒れたじゃないですか!分かったらベッド行って寝ますよ!」
『で、でも…』
「後のことなら万理さんに伝えておきますから安心して寝てください。あっ、嘘寝できないように寝るまで僕ここにいますね。」
まずい、分かってしまった。
この人も冷酷微笑を浮かべてる。
もしやこの人も魔王なのだろうか?
いや、このオーラは越えている。
きっとこのオーラは魔神だ…。
けれどももし最推しが魔神だったとしても、それはそれでご褒美…。
最推しがそばにいるっていうのに私は安心して熟睡してしまった。
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ひらり(プロフ) - 梅味(うめあじ)さん» もう色々御指導ありがとうございます笑 もはやお師匠様と呼ばせていただきたいくらいです笑本当にありがとうございます!! (2018年7月15日 22時) (レス) id: 4520214765 (このIDを非表示/違反報告)
梅味(うめあじ)(プロフ) - ひらりさん» いえいえ!修ありがとうございます!この作品がもっといいものになるように私ができる最低限の事ですから(笑 (2018年7月14日 22時) (レス) id: 1784d6d8e3 (このIDを非表示/違反報告)
ひらり(プロフ) - 梅味(うめあじ)さん» またまたご指摘ありがとうございます笑早速修正させていただきました!教えてくださって本当にありがとうございます! (2018年7月14日 20時) (レス) id: 4520214765 (このIDを非表示/違反報告)
梅味(うめあじ)(プロフ) - またまたコメント失礼します(笑)確か、編集で登場人物設定をオンにすると設定出来ますよ!是非よろしくお願いします(*´`) (2018年7月14日 10時) (レス) id: 1784d6d8e3 (このIDを非表示/違反報告)
ひらり(プロフ) - 梅味(うめあじ)さん» ご指摘ありがとうございます…!早速直させていただきました!お恥ずかしながら初投稿なもので右も左も分からず…笑 暖かいご指摘の上こんな拙い文章をお気に入り登録までして下さったんですか…!本当にありがとうございます!! (2018年7月9日 0時) (レス) id: 4520214765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スペシャリストゴリラ | 作成日時:2018年7月7日 8時