【アイナナ】いきなりですが、拝ませてください。

panic19 ハンバーグが食べたいです。 ページ20

そんなこんなでMV撮影を終え、私達は寮に帰ってきた。

｢どうしたの？Aさん何かあった？？｣

陸くんが心配してくれているらしい。
実は私はずーっと壮五くんの態度の変化について考えていた。
陸くんにこんな顔させるなんて申し訳ないな…。てゆうか、天様に殺されてしまうわ！！！！

『ううん、なんでもないよー！今週の献立考えていただけ！！
あ、そうだ！みんなは何食べたいとかある？？』

｢oh..Aが作るものはどれも美味しいです…それゆえに食べたいものか多すぎます…！｣

｢ナギの言う通りなんだよなー…Aの料理はほんとにハズレがないからなー…
そうだ！壮五は何が食べたいんだ？？普段自己主張しないからこういう時くらいは言え！｣

うぉぉおぉぉーい！ミスターミツゥキィー？？？？今そこ攻めちゃうかぁ！！
いや、君は何にも知らないから何も悪くないんだけども！！

｢…ハンバーグが食べたいです。｣

ハンバーグ？最推し様の口からハンバーグという言葉が聞けた？？？可愛いかよ…

『よっし！喜んで作らせていただきます！誰か後で買い物付いてきてくれる人ー！』

｢私が行きます。MEZZOのお2人は仕事ですし、ほかの皆さんと行くより円滑に買い物が進むと思いますし。｣

『ありがとう！じゃあ一織くんお願いします！』

一織くんと買い物かぁー。いいなぁ、三月さん。私もこんな弟欲しかった。

私はこの日の夜にあんなことが起こるなんて知らなかった。

panic20 辛いこと半分こさせてね→←panic18 ほんとに真っ直ぐすぎて鈍いんだね！！

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