【アイナナ】いきなりですが、拝ませてください。

panic12 穴があったら入りたい ページ13

〜前回のあらすじ〜
最推し様の美しさに思わず心の声が漏れてアイナナ全員に本性が完全にバレてしまったAちゃん！！
全員が呆気にとられている中でまさかの最推し様へのラブコール！！
どうする！？どうなる！？Aちゃんの運命やいかに！！！？？？

ーーなんて言ってる場合じゃなかったね！！！
もう無理だ、穴があったら入りたい！！！
もう誰か私を消してくれ！！！

『あ、あの気持ち悪いとか思うよね。
ごめんね、私ものすごくアイドルオタクで…決して下心があるとかそんなことはないんだよ？？
っ、とにかくごめんなさい！！！！』

｢ちょ、Aちゃん待って！！｣

決してみんなと目を合わせたわけではないけど、きっと痛い目線で私のことを見てるんじゃないかなって考えるといたたまれなくなって、私は壮五くんの制止も振り切り部屋へと逃げた。

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壮五side
『っ、とにかくごめんなさい！！！！』

顔を真っ赤にして泣きそうになっていた彼女の光景が目に焼き付いて離れない。

｢俺たち別にAのこと気持ち悪がったりしないのにな…なんなら俺だってアイドルが大好きだし！！！｣

｢まぁ、でもあれは結構引きこもりそうな感じだよな…シズ相当恥ずかしがってたし…｣

僕だって音楽が大好きだから気持ちならものすごく分かる。
それに気持ち悪がるどころか、誰かからあんなに好かれるのは初めてで嬉しいようなくすぐったいような感じがしてる。

｢ちょっと僕、Aちゃんの所にいってきます。｣

そう言って僕はAちゃんの所へ向かった。

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今回短めで、すみません！！！

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