【アイナナ】いきなりですが、拝ませてください。

panic10 うん、今度なにかお供えしよう。 ページ11

｢じゃあ、改めてよろしくなみんな！！Aも俺たちには敬語使わなくていいからな！！｣

三月さんの一言にみんながはい！と返事をする。
見てて思うけど三月さんは仕切るのが上手そうだな…
さすがリアルお兄ちゃんって感じ…
かなりの萌えポイントですわ…！

｢なぁ、俺お腹空いた…｣

はぅあ！！！そうかもう19時か！！
そりゃあ男子高校生はお腹空くわな！！

『あの、私でよければ夕飯みんなの分作ろうか？？？』

｢え、いいの？Aちゃん無理しなくていいんだよ？さっき倒れてるんだし…｣

ああ、麗しき最推し様よ…
このようなモブオタのことをも心配してくださるなんて…
逢坂壮五って人物は本当に人間なのかしら？
それ以上の存在ではないのか？？(哲学)

『もう全然平気だよ！！さっきまで駅ダッシュ決めてきたくらいだから！！
簡単に作れるのがオムライスとかなんだけど、それでもいいかな？？』

｢うん、全然いいよ！オレむしろAさんのオムライス食べてみたい！みんなもそう思うよね？？｣

みんなが一斉に頷く。
みんなよっぽどお腹空いてるんだね…まぁ、私もだけど。
もしかして、陸さんは天使でしょうかね？？
おばさん、眩しさに耐えられないわ…！

『じゃあ、作りますね！！みなさん少しリビングで待ってて下さい！』

｢僕も手伝うよ。多少のことなら僕も力になれると思うから。｣

え？私突然の最推し様とのクッキング？？？
あれか？キ○ーピー3分クッキング的なやつか？？

｢オレも手伝うよ！作って欲しいって言ったのオレだし！｣

おーーーーっと〜！！天使まで来たぞ！
そろそろお前は死ねって天からのお告げかな！！！まぁ、それはそれでありかな！！！

『本当にいいの？2人も疲れてるんだし…休んでていいんだよ？？』

｢それはAちゃんもでしょう？？それにさっき倒れてたことがあったからやっぱり心配なんだ…｣

最推し様本当にスパダリですな…。
うん、今度なにかお供えしよう。

『心配してくれてありがとう！じゃあ手伝ってくれる？？』

なんて言うと2人して微笑んで承諾してくれた。
ここがヘヴンか…眩しいな…

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