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『勤務時間外ですよ…?』

さすがに労災ではないはず……。


「テツヤとの打ち合わせの後だろ?立派な労災だし……」

って眞鍋さんがニヤリ。

『いや…でも………』

打ち合わせなんかじゃなく、ただランチしただけだし……と慌てる私に、

「評判通りだね?」

ってヒロさんはニッコリ。


「色んな人に話を、聞いたけど……君の事、悪く言う人はいないよ?」

まわりの方々も笑顔で頷いてくれてる。


「で……そんな事より、うちとの契約の事、考えてくれた?」

世界くんに連れられて、オーディションを見に行った時の事も覚えていてくれ、トラックメイカーとしてだけでなく、いろんな分野で力を貸してほしいって……。


『私で……お役に立てますか…?』

「もちろん」

って笑顔のヒロさんに、『よろしくお願いします』と頭を下げると、後は高橋さんと話をするようにって。


部屋を出て、緊張から開放されて深くため息をつくと

「なんか今、口から出てきたな?」

って笑う高橋さん。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年5月24日 8時

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