Story.35 ページ39
やっと空港に着いた。
聖マリーからはけっこう遠いね。
え〜っと、搭乗の手続きしないと。
普通の飛行機に乗るのは初めてだから、よくわからないな。
.
よし、手続き完了だ。
じゃあ行こう。
いちご「Aちゃ〜ん!Aちゃん!」
「えっ、いちごちゃん!?どうしてこんなところに?」
いちご「Aちゃん、手紙みたよ。それで、どうしても話したくて。」
「…そう。私のこと、見損なったでしょ?」
いちご「そんなことない!Aちゃんもそう思っちゃうんだってわかった。私ね、転入したとき
からAちゃんが憧れだったの。そのAちゃんが私のことをそう思ってくれてたなんて、正直
嬉しかった。」
「いちごちゃん…。」
いちご「だから、見損なってなんかないよ。今でもAちゃんは私の憧れだもん。」
「ありがとう。じゃあ、私、行くね。」
いちご「うん。パリでも頑張ってね!」
あっ、これだけは伝えないと。
「いちごちゃん!いや、いちご!」
いちご「えっ?」
「ケーキグランプリ、頑張ってね!」
いちご「うん!Aちゃんも!」
いちごと仲直りできてよかった。
これで悔いなくパリに行ける。
私も頑張らないと!
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マナ(プロフ) - 質問いいですか? (2020年12月18日 10時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひーちゃん | 作成日時:2017年10月31日 14時