Story.23 ページ26
ガチャ
「お父様…。」
A父「A、話はわかっているだろうな?」
「聖マリーをやめろ、という話ですよね?」
A父「ああ。なら話は早い。田中、山崎、部屋の外で待っていなさい。」
田中、山崎「「承知いたしました。」」
A父「A、お前はこの七海財閥を継ぐ人間だ。パティシエなんかになれるわけがないだろ
う。いや、なることは許されていないんだ。
だからさっさと聖マリーをやめて、名門校に転校しなさい。お前の学力なら全国トップクラスの中
学にいけるはずだ。」
「お父様は約束してくださいましたよね、聖マリーではずっと首席でいるならば入学を認める
と。」
A父「確かに入学は認めるとは言ったが、卒業するまで聖マリーにいることは認めて
いない。」
「…なぜですか。」
A父「えっ?」
「なぜ自分の決めた道に進むのを許してくれないんですか?聖マリーの偏差値は高いです。です
から、一流大学に進学するのも可能です!中学と高校ぐらい、私のやりたいことをやらせてくだ
さい!ちゃんと、大学は一流大学にいって、七海財閥を継ぎます!パティシエの道には進む気はあ
りません!」
A父「隆弘も同じこと言ってたな。」
「えっ?」
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マナ(プロフ) - 質問いいですか? (2020年12月18日 10時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひーちゃん | 作成日時:2017年10月31日 14時