Story.13 ページ15
今日の実習はチョコケーキ。
チョコケーキは樫野くんの得意分野か。
ん?いちごちゃん?
なんかぼーっとしてる。
安藤「天野さん、天野さん!」
天野「はっ。」
安藤「天野さん、クリームが…。」
天野「えっ?ひぇ〜!!ど、どど、どうしよう!?」
「あはは。やっちゃったね…。」
樫野「すげえな。調理実習中に他のこと考えてるなんて。すっげえ根性。」
花房「樫野、あんまりいちごちゃんをいじめるなって。」
安藤「デコレーションは失敗したけど、ジェノワーズは上手に焼きあがってるよ。」
「転校してきた頃よりは上達してるじゃん。」
いちご「ありがとう。Aちゃん、花房くん、安藤くん。」
樫野「甘いな。このぐらいで上達なんて甘すぎる。」
樫野くんっていつも言い過ぎ。
いちごちゃん、深夜に練習してたのに。
まあ、樫野くんのチョコレートの技術はすごいよね。
高等部の人もマークしてるぐらいだから。
いちご「そ、それって樫野がつくったの?」
樫野「ああ。」
花房「すごいよな〜。」
安藤「チョコレートのスイーツなら、樫野の右に出る者はいないよ。」
「えっ、ちょっと私は?チョコレートのスイーツのテストでも、毎回樫野くんに勝ってるよ?」
花房「Aちゃんは格が違うっていうか…。」
安藤「比べられないって感じかな。」
いちご「いつか私もこんなケーキつくってみたいな〜!」
樫野「天野には100万年経っても無理だ。」
「「厳しい〜!」」
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マナ(プロフ) - 質問いいですか? (2020年12月18日 10時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひーちゃん | 作成日時:2017年10月31日 14時