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〔普段着〕
普段着は「こいつ服何着持ってるんだ」と言いたくなるほどに種類がある。部屋に設置された大きなクローゼットから溢れ出す位には。しかも、冬・夏分けてそれぞれ同じくらいあるのだ。模様替えも一苦労である。とはいえど、大方着る物は決まっており灰色がかったシャツに浅葱色のプリーツスカート、それと短めのケープを着用している。ケープは黒地に白のラインが入っている質素なもの、スカート丈はおおよそふくらはぎの辺りまで。俗に言うミモレスカートである。浅葱色なのは彼女自身の瞳の色が深緑色であり、それに関連した色みしようと思ったらかららしい。
基本いつでも茶色のベレー帽を被っているのが特徴。
その日の気分や服装に合わせて靴が変わるため、お気に入りとも呼べる特定の一足がない。「ちょっと待て、靴何足持ってるんだよ。」なんて言葉は聞き飽きた。部屋に来た友人や家族から口を揃えて言われるのだ。大学に行くにしろ毎日靴が変わるので周囲からはある意味伝説として扱われているとかいないとか。服装に迷っていたら彼女に聞いてみると良いだろう。きっとピッタリのコーデを教えてくれるであろうから。
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