二十一話 ばいばい ページ21
A「來夜お兄ちゃん?」
眉間に皺を寄せ、俺の理性を壊してしまう可愛らしい声。
來夜「ほら、おいで。」
彼女の細くて白い肌を引っ張った。
俺にされるがままに立ち上がるA。
靡く髪から香る甘い匂い。
沢山の視線を受けながら、俺は振り返りこう言った。
來夜「じゃあね。皆。ばいばい。」
誰とも目を合わせずに、素っ気なくお別れを済まし、Aを引っ張って廊下に出た。
A「…來夜お兄ちゃん。どうして今お家に帰るの?」
來夜「そんなの、決まってるよ。」
俺の手を握るAの目を見た。
嗚呼、可愛い。
可愛いなあ…。
來夜「Aを、外の薄汚い奴等から守るためだよ。」
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メロンパン - やべっ、怖いけど、おもろいが勝つわ。止まんないですわ。 (2020年12月9日 16時) (レス) id: 0e27099bf0 (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - 新しいの見っけ☆←オrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr (2019年8月24日 9時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日名無 りん | 作成日時:2019年5月16日 23時