一話 泣き虫 ページ1
心が脆く、泣き虫だった僕は、俺は
いつも一人泣いていた。
『泣き虫』
『弱虫』
『根暗』
そんな言葉を次々と落下されていた。
俺はいつも周りの目線に怯えて、自分を卑下していた。
…隠さなきゃ。
自分を隠さなきゃ。
自分を知られたくない。
見ないで。
見ないで。
見ないで。
誰も僕を見ないで。
他人から見られる事に病的なまでに恐れていた。
この性格のせいで嫌われた。
友達も出来なかった。
誰も自分を必要としなかった。
そんな俺が三歳の誕生日を迎えた数日後、
父の妹からの電話だ。
何やら出産がどうやらで、病院に来てくれないか、と。
高校の理事長である父は家を開けていたので、俺は母と、出産祝いの品々を手に、家を出た。
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メロンパン - やべっ、怖いけど、おもろいが勝つわ。止まんないですわ。 (2020年12月9日 16時) (レス) id: 0e27099bf0 (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - 新しいの見っけ☆←オrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr (2019年8月24日 9時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日名無 りん | 作成日時:2019年5月16日 23時