君には言えない。2

お食事会 ページ38

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お酒飲みたいってちゃかちゃんがメニューを見る



「ねーえ、俺まだ未成年だから飲めない」



「元太あと2ヶ月したらはたちだから、そん時飲もうな」



「海人の奢り？」



「や、閑也。」



「おっけ、じゃあ4人とも飲んじゃって！今日はちゃかの奢りだ！」



「なんでだよ笑 年功序列でしめだろ」



「やぁーだよ、笑」






仲良しとは聞いてたけど、YouTubeでもコンサートでもたくさん見てきたけど、この平和な雰囲気…たまらない悶えたいのに悶えられないもどかしい。








「「乾杯〜！！」」






「クラといつも何してんの？」



「特には…、ゲームとか映画見たりとかです」



「なんか、松倉らしいね。笑」






緊張しすぎてお酒が進んでしまう。そして全然酔わない。




「A可愛いでしょ」




「何俺のみたいに言ってんの元太、笑」



「リーダーうるさいよ！！」



「まぁ、可愛い。睫毛長いね」





そう言われて目の前のうみの顔が至近距離になる。


ちょっとあざといが過ぎるし、ファンサービス旺盛で無理





「うみも、……中村くんもかっこいいです」




「へえ、俺のことうみって呼んでんだ？」




「ごめんなさいつい癖で…」




「A」

「呼びやすいし歳も近いしそう呼ぶわ」





その一言で、ここにいるみんなは下の名前で呼んでくれるようになった。


ご褒美すぎるな…




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