君には言えない。2

愛おしい ページ31

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抱きしめたら、きゅっと俺の背中に手がまわってきて

余裕ぶってたけどまじでやばい。





好き、って感情がたくさん伝わってるくせに



「もう一回言って欲しい。好きって」



なんて意地悪言ってみたりして。

戸惑う君は可愛くて、本当に年上なのかなってくらい反応も純粋で



まじで幸せにしたい。する。







松倉くんのこと守るって泣きながら男前な発言すらキュンときて

それはこっちのセリフ。




ちゃんと守るよ。





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日にちはもう変わっていた。







「明日オフなんだ」





「あ、そうなの？よかったね！」





「じゃなくて、休み？」





「うん。土曜日だもんね」





「そっか、じゃあ一緒にいたい。」







ナチュラルに伝えてくる、年下なのに少し余裕な松倉くん。

顔が熱い、







「…わたしも。」





そう返事をしたら俺の部屋行こうって。







松倉くんの部屋は心地いいのに緊張しちゃって落ち着かない。シャワー浴びておいてよかった…





「あーっつ、」




髪の毛を乱暴にタオルでこすりながら出てきた。

直視できない、




「、服着ないと寒いから。着てきて」




「照れてんの？笑」






相変わらず一枚上手だ。



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