君には言えない。2

ライバル ページ18

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「「かんぱい！」」





元太の調子も戻って、
約束通り元太の家でココアを飲む。



仕事のこと、トラジャの活動のこととか

久々に7人でご飯行きたいとかそんな他愛のない会話








「明日ついに最終だね、はっや」





「誰も怪我なくできたのが本当よかった。元太少し痩せたね」





「食べるより寝るが勝った、笑
だから体調崩したのかも、結構悔しい」





「…あの日ね。」





「気になってんでしょ。俺とAがなんで一緒にいたか」





「急だな、

気になってるよずっと。
あん時八つ当たりした。ごめん」





元太は笑って気にすんなって〜ってバシバシ叩いてくる。




根っから明るい。雰囲気もガラッと変えちゃう才能


俺にないもの、たくさん持ってる。
元太のこと好きになるのもわかる、自慢の相棒だし



勝ち目ないかも、ってかないな。






「言っとくけど、付き合ってない。」









「でも、もう一回告白した」



「海斗がグズグズしてたら、本当に俺のになるよ」









返事はまだもらってないから、まじでモヤモヤする〜って天を仰ぐ。


俺何してんだろ。





結局保守的なまま、告白だって
元太みたいにストレートな言葉では伝えてない。





同じスタートラインにすら立ってない




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