花子くんのカノジョっ！

秘密 ページ16

A「あ！寧々！」


寧「A、どしたの？」



寧々が帰ってないか確認するために教室に行ってみたら、帰る準備をしてる寧々がいた



A「あのね？寧々に言わなきゃいけないことがあるの。今話せる？」


寧「大丈夫だよ」


寧 (大事な話しっぽいし…)


A「ありがとっ！」



ほんと、寧々は優しいな。私が怪異で七不思議のひとりって言ったら嫌われちゃうかな、、、？



A「寧々、私ね怪異なんだ」


寧々「、、、、、え？」


A「もう、死んでるの」


寧「…花子くんとおんなじってこと？」


A「そう、私は七不思議が零番目『家庭科室のゆりさん』、、、ずっと黙っててごめんね」


寧「、、、、、、、、」



寧々、無言になっちゃった。やっぱ嫌だよね、友達が七不思議なんて



A「だから、その、もう仲良くしなくていいっていうか…」


寧「…私はAが怪異でも七不思議でも友達でいたい。仲良くしなくていいとか言わないでよ、、」


A「、、、え？私のこと嫌いになってないの？」


寧「嫌いになんてなるわけないっ！早く言ってくれなかったのは嫌だったけど、私はAが好きだからずっと友達でいる！」


A「寧々…ありがと」



やばっ、なんか泣けてきた、、



寧「え！？ちょっと、A泣いてる？」


A「泣いてないよ、あとさ、時間大丈夫？」



泣いてるとこなんて見られたくないからね



寧々「、、あっ！ごめん！もう帰らなきゃ、また明日ね！」ドタドタ(走る音)


A「うん、また明日」




嫌われなくてよかったぁ、嫌われると思ってた、、、、
だからこんなに涙が出てくるのかな？




A「ほんと、寧々は優しすぎるよ、、、、」



ちょっと座っていると扉が開く音がした



花「言ってなっかったんだね」


A「あまね…」


花「もー、なんで泣いてるの」ギュウ


花「ヨシヨシ、がんばったねー」ポンポン



普は私を抱いて頭をなでてくれた
、、、完全に子供扱い…だけどちょっと嬉しいかも




A「嫌われるかと思ったぁ」


花「大丈夫、大丈夫」



ホッとして泣き疲れたのと、普が一定のリズムで頭をポンポンとなで続けてくれているため、ものすごく眠くなってきた、、、
やばい、寝ちゃいそう



花「Aはカワイイから嫌われないと思うよ、、、、って、A？」


A「すー、すー」


花 クスッ「おやすみ」


花 (とりあえず、俺と一緒に寝ればいいか、、、、寝顔かわいすぎでしょ。俺、理性もつかな)

ウワサ→←印

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