22 ページ23
『…………ｯ！！！』
目が覚めたら、真っ白い天井が目に入った。
数秒経った後に、病院だと気付く。
…そして起きる前の記憶を遡ってみる
『……ふぅ…………よぉっし！！！』
鬼道｢フッ…気合い入っているな｣
『今日はキャプテンだからね…そりゃ気合い入るよ』
今日は全国大会、私達帝国にとっての一回戦目をやる日。相手はあの開会式をサボった世宇子中。
鬼道君は怪我の事もあってベンチ。キャプテンを任されたのは(何故か)私だった
『キャプテンって経験ないから不安だなぁ…
本当に私でいいのかな……』
源田｢お前らしく、いつも通りやればいいさ｣
佐久間｢そうだ。そんなに気負わなくていい｣
鬼道｢源田と佐久間の言う通りだ。…お前だから任せたんだ｣
3人がそう言う。見回すと、他の皆も頷いていた
『皆…………
…うん、そうだね。いつも通りやればなんとかなるよね！
はぁ…………
よし、行こう！！』
鬼道｢ああ、行ってこい｣
『行ってきまっす！』
ﾋﾟーーーーー！
その後の事は……あまり思い出したくない記憶だった。
向こうのキャプテン……”アフロディ”によって気付いたら突破され、ありえない威力のシュートを打たれ、フィールドは抉れ、ゴールは壊れて場外にまで吹っ飛んだ。
私達帝国は、世宇子中に10対0で完敗した。
手も足も出なかった。………圧倒的だった
『………はっ、終わりか』
そう言った声は思ったよりも小さくて、本当に初戦で負けたのだと実感した。
今でも鮮明に思い出せる。皆が傷付いていく姿。
もちろん私もあのシュートを止めようとして怪我をした。…体中が痛い
ガラッ
？｢…ぁあ！起きてる！？！？｣
『……
開いた扉の方に目を向けると、弟の紫がいた
紫｢あ、先生呼んでくるね！！｣
『ああ、うん…』
まるで嵐…
その後、色々と検査をした後は紫と面会時間ギリギリまで喋ってた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
神崎 紫
・13歳
・1つ下の血の繋がってない弟
・仲は良好(むしろこっちはシスコン気味)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひぃ(プロフ) - 星猫さん» 垢が違いますが本人です。素敵と言って貰えて嬉しいです…ありがとうございます！更新は遅いですが、これからも頑張っていきます(返信が遅くなりすみません) (2021年12月30日 18時) (
レス) id: 5c57e2fa6d (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - もう一つのｐｃがしました。初めまして！とっても素敵です！高評価しました！ (2021年9月8日 14時) (レス) id: 7d3fe1e696 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひなな x他2人 | 作成日時：2020年1月3日 18時
