15涼介side ページ15
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とりあえず今日もソワソワしながら1日の講義を終えた。
大「山田頑張れよ!」
侑「涼介ならいけるよ。多分。」
涼「ありがとうな。」
侑「オッケーだったら奢ってね。」
涼「いつも奢ってるだろ(笑)」
そう、2人に背中を押され俺は図書館まで来た。
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図書館の前に誰かいる。
よく見たらAちゃんだった。
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涼「Aちゃん?」
あ「え、、りょ、涼介さん。」
涼介さんになってる。
まぁ、山田さんよりはマシか。
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涼「どうしたの、こんな所で立ち止まって(笑)」
あ「い、いやちょっと考え事を、、、。」
涼「Aちゃん良く考え事するね。」
あ「え?」
うわっ。こんな事言ったらずっと見てたってバレるじゃん。
涼「あ、、、。いや、なんでも無いよ。ほら中入ろ?」
そして2人で図書館の中に入った。
自然に2人で並んで机に触れる事が凄く嬉しかった。
俺は、勉強するふりをするために教科書などを広げメガネを付けた。
あ「ちょっと、本取って来ます、、、。」
涼「はーい。」
Aちゃんが本を取りに行った。
心拍音が凄い。
一緒にいれるなんて嬉しすぎる。
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Aちゃんが本を取りに行って時間が経った。
あまりにも遅すぎるから俺はAちゃんを探しに行く事にした。
そしたら棚の少し上の方の本を一生懸命取ろうとしているAちゃんが目に入った。
あと数センチ身長が足りないんだろう。
あのくらいなら俺でも取れる。
そう思ってAちゃんのそばに行き手を伸ばし本を掴んだ。
涼「はい。」
あ「あ、、ありがとう、、ございます、、。」
涼「チビなのによく取れるなとか思った?」
あ「そ、そんなこと!!」
涼「しーっ。声デカイよ(笑)」
俺がそう言うと恥ずかしそうに顔を赤くするAちゃん。
あ「あ、すいません。」
涼「Aちゃんって可愛いのね(笑)」
思わず出た言葉。
あ「は、え!?」
涼「あ、いや、、変な意味とかじゃなくて!なんか天然?マイペース?って言うか、、、」
必死にごまかした。
本当に告白なんてできんのか俺。
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いちご - おつかれされさま!最初は自分の勘違いとかあってどうなるのかな?って思ったけどお互い気持ちが伝わって幸せな時間を過ごせてすごいキュンってした!素敵なお話をありがとう!! (2016年7月16日 8時) (レス) id: 5f8adfa1f5 (このIDを非表示/違反報告)
Y・H(プロフ) - いちごさん» ありがとう(;_;)これからも飽きない小説書いていくね! (2016年7月8日 16時) (レス) id: 1f5a06af05 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - お互い大人になって学生みたいに騒いでるけど、でも、大人の雰囲気もあって読んでて本当に飽きない!! (2016年7月8日 10時) (レス) id: 5f8adfa1f5 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - ずーっと読むよ!!!!楽しみにしてる! (2016年4月21日 22時) (レス) id: 5f8adfa1f5 (このIDを非表示/違反報告)
Y・H(プロフ) - いちごさん» コメあり!!良かった良かった!これから読んでください! (2016年4月20日 19時) (レス) id: 1f5a06af05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Y・H | 作成日時:2016年3月14日 14時