14涼介side ページ14
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次の日学校に行くと大ちゃんが一目散に俺の方に寄ってきた。
大「貰えた!?ねぇ貰えた!?」
侑「大貴朝からうるさい。見たらわかるでしょ、涼介のこんなニヤニヤした気持ち悪い顔で貰ってないとか可笑しすぎる。」
知念、相変わらず毒舌。
涼「ばっちり貰いましたー!!」
大「無理やりじゃなくて!?!?」
涼「当たり前だろ!」
チョコをどう無理やり貰うんだよ。
おかしいだろ(笑)
侑「って事はあの子も涼介の事が好きだって事?」
涼「あぁ、そう言われた。」
大「言われたって告白!?なんて!?」
侑「大貴はちょっと黙ってて!」
涼「ずっと好きでしたって。」
侑「で、涼介は想い伝えたの?」
知念の言葉でハッとした。
昨日チョコを貰えたことで浮かれて俺は何も言ってない。
侑「その顔じゃ伝えて無いんだ。」
涼「......」
侑「馬鹿じゃん。」
涼「うん。」
侑「どうすんの。」
涼「ホワイトデーお返しするって言ったから。」
侑「じゃあその日まであの子は待っとかなきゃいけないの?」
涼「会えたらその日に伝えるよ!それで良いでしょ!」
侑「なら、今日だね。涼介、ストーカーみたいに毎日図書館行ってるんだから会えるでしょ。」
ストーカーって。
今日、Aちゃんに会えるかな。
自分から告白なんてした事ねぇからなんて言ったら良いか困る。
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いちご - おつかれされさま!最初は自分の勘違いとかあってどうなるのかな?って思ったけどお互い気持ちが伝わって幸せな時間を過ごせてすごいキュンってした!素敵なお話をありがとう!! (2016年7月16日 8時) (レス) id: 5f8adfa1f5 (このIDを非表示/違反報告)
Y・H(プロフ) - いちごさん» ありがとう(;_;)これからも飽きない小説書いていくね! (2016年7月8日 16時) (レス) id: 1f5a06af05 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - お互い大人になって学生みたいに騒いでるけど、でも、大人の雰囲気もあって読んでて本当に飽きない!! (2016年7月8日 10時) (レス) id: 5f8adfa1f5 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - ずーっと読むよ!!!!楽しみにしてる! (2016年4月21日 22時) (レス) id: 5f8adfa1f5 (このIDを非表示/違反報告)
Y・H(プロフ) - いちごさん» コメあり!!良かった良かった!これから読んでください! (2016年4月20日 19時) (レス) id: 1f5a06af05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Y・H | 作成日時:2016年3月14日 14時