スミレと狂想曲 第二楽章 【東海オンエア】【紅一点】

姫の恋 ページ7

虫side＿＿＿＿＿控え室









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『おい、聞け！』









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突然、Aが大声で叫んだ。

いつも通り、晩ご飯じゃんけんをするのかな〜と思って、今日の控え室用にカメラを回し始めた。









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『私は、恋をした』









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恋 を し た … ？









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しばゆ｢うえっ？！｣









てつや｢誰？！俺？！｣←









りょう･としみつ｢｢ は？ ｣｣









丸｢え、え、え？……え？｣









虫｢え、これ、撮って………え？ドッキリ？｣









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僕がそう言うと、みんなが一斉にカメラを探し始めた。









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『ちがう』









りょう｢え、どこ？｣









『ねえ、ちがうって。』









としみつ｢言え、どこにある？｣









『そういうちがうじゃない！

“ドッキリ”じゃないのちがう！

これ本当！ほんとに恋したの！









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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿豆しばに。』









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りょう｢………豆しば…？｣









てつや｢良かった…………｣









『めっちゃ可愛い！おめめクリクリだし、賢そうな顔してるくせに行動バカだし……』









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その後、Aの豆しばについての話は3時間ほど続きました。









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【概要欄】

皆さん、犬はお好きですか？
僕はイマイチそれがわかりません。
なので、りょうくんに聞いてみました。

｢俺は好きだよ。あっ、昔よく遊んでた男友達が、犬のいいところはご主人様の言う通りに必ず従うところって言ってた。そいつドSだから、いずれ人を従えさせて、“待て”を覚えさせてぇって言ってた。｣と言いました。

これを聞いて、僕は犬が好きになりました。
だって可哀想。でしょ？
みなさんも犬を飼っている方は、りょうくんの友達のように考える人もいるでしょう。

ダメですよ？
犬はペットではなく、家族ですよ？
犬にも感情はあります。
もちろん、｢虫｣と呼ばれる僕も感情はあります。

その証拠に、Aがずっと携帯で豆しばの中画像を見ていて、全く僕たちに構ってくれません。
ボク、シットシチャウヨ。
カマチョニナルゾ。

まぁ、話がそれましたが要するに、
犬って………………いいよね。
ってことです。(飼った事ねぇけど)

(編集：虫眼鏡)









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