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コネシマside
訓練が終わって、珍しく報告書も書き終えた。
今日はいつも以上に頑張ったわ。うん。
俺は一服しようと4階通路にある出窓へと足を運んでいた。
…誰かおるな。
遠くからだがなんとなく人がいるのが見える。
kn「Aやん。てかアイツも煙草吸うんか」
ベランダまで10m程の所まで来るとAであることが分かった。
そこに行くための窓は閉められていた。
折角やしこれを気に仲でも深めるか！
zm「今のAに近づかん方がええで」
kn「ゾム!?お前びっくりさせんなや！」
俺が意気揚々と進もうとした瞬間、後ろからゾムに話しかけられた。
kn「てかお前どっから来たんや」
zm「昔っからAはな、俺が煙草吸ってる時は絶対近づくな〜言うてたんや」
俺の話は無視かいな。
kn「お前の言う昔っていつやねん。何歳や」
zm「俺が13やったからAが14ん時やな」
何歳から煙草吸うてんねん!!!
この国での未成年喫煙は絶対ダメやで!!!
俺とゾムが話していることに気づいたAは
こっちに目を向けて笑っていた。
俺が煙草の箱を見せると驚いたように自分の吸っていた物の火を消して少し手を空中で振った後、
どうぞ、と一言言って窓を開けた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
kn「よぉA！お前も煙草吸うんやな！」
俺が外に出るとそこに広がっていたのは甘ったるい匂い。
kn「お前の煙草甘ったるいな〜。胸焼けなるわぁ」
すまない、と言って苦笑される。
zm「ええんか？お前が煙草吸ってる時に入ってしもて」
『消したし多分大丈夫だよ』
笑いながら話すAを見ているとコイツホンマに指名手配されてたんか？と思う。
戦闘見てると納得してまうんやけどな。
kn「お前何吸ってるんや？銘柄は？…って葉巻かいな！えっらいお洒落やな〜！」
『銘柄は分からない。自分で作った物だからな。
でもこれはただの煙草ではない。毒だ』
自慢げに言われる。
zm「煙草は全部身体に毒やろ」
『比喩的な意味ではなく、本当に毒だ』
俺もゾムもハテナやで今。
『これは、俺が自分の身体の毒を分解する機能を高めるために普段から毒を摂取することを目的として、
作った物だ。だから毒だ』
俺もゾムもやっと分かった。
コイツこんなストイックなんやな。
kn「それって俺も吸えるんか」
『え…まぁ1番毒性が低い物だったら吸えるかもね』
じゃあ今度吸わさしてや！と言うとAは
いいよ、と笑顔で答えてくれた。
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りと - お疲れ様です！何と言ってもあの話が…と言いたいところですが何故か一番好きなのは作者様の敬語でユニークなことを言ってる時ですかね…(何だこいつ)兎にも角にも、楽しませて戴きました！面白い作品を世に放って下さり有難う御座います！！ (7月24日 9時) (
レス) @page50 id: ffe5a6a019 (このIDを非表示/違反報告)
さささ(プロフ) - わんぱんさん» そういうことです！読んでいただきありがとうございました！ (2020年11月22日 20時) (レス) id: 328f3541a2 (このIDを非表示/違反報告)
わんぱん(プロフ) - ああああ！！！61とか紛れ込んでると思ってたがそういう事か！すごい面白かったです！感動しました！素敵な作品ありがとうございました！ (2020年11月20日 7時) (レス) id: b542029aeb (このIDを非表示/違反報告)
さささ(プロフ) - れいんさん» ありがとうございます…！ (2020年4月23日 19時) (レス) id: 328f3541a2 (このIDを非表示/違反報告)
れいん - お疲れ様です。とても感動しました。 (2020年4月22日 14時) (レス) id: 4d71c550a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さささ | 作成日時：2020年3月18日 8時
