128 白 ページ41
ーー銀時sideーー
すっと、その少女に近付く
新「え、銀さん?」
神「銀ちゃん?」
二人も後をついてくる
その白い少女の目の前までいって、しゃがむと怯えた顔でこちらを見るその少女
?「…な、なん、」
神「女の子アルか?」
新「あ、ホントだ」
銀「迷子か?」
白くてウェーブのかかった髪に、青と黄のオッドアイの目
?「あなた達は…猫じゃない…?」
新「猫?」
銀「なんだ、猫が嫌いなのか?
何、猫アレルギー?」
神「大丈夫アル!私達、狐と犬×2と可愛いウサギしかいないネ!!」
新「犬×2って僕と定春ですよね?
嫌なんですけど、なんか…。」
よく見ると服はボロボロ、擦り傷だらけ
見た感じ12歳とかそこら辺でまだ小さいし、とりあえず保護するか…
そう思って上着をかけてあげる
?「あ、ありがとう…」
そういって大人しく上着を被る白い少女
すると俺達の背後から男の声がした
?「見つけましたよ、お嬢さん」
その声を聞いた瞬間、その姿を見た瞬間、その少女はヒッ、と小さく悲鳴をあげて身を縮こませた
振り向くとそこには二足歩行をする猫
…人間か?
猫人間「いやぁ、すみません
少し退いてもらっていいですかにゃ?
その子に用があるので…」
この子に?
そう思って目をやると、明らかに怯えている
新「…怖がってますけど」
猫人間「いやぁ、まいったにゃあ…
ちょっと喧嘩しちゃっただけですよ」
神「そんな怯え様じゃないアル…
傷だらけだし、」
猫人間「しつけにゃ」
こりゃ、どーすっかねぇ
そう思って少女を見ると、その怯えた目と目が合った
?「…け、て…
助、けて…」
か細いその声を聞いた瞬間、
目の前の猫人間を俺は木刀で殴っていた。
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そこはかとなく(プロフ) - 梍鵺さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2020年2月2日 19時) (レス) id: 650875736d (このIDを非表示/違反報告)
梍鵺(プロフ) - 夢主かわゆす……応援してます!更新、楽しみに待ってます! (2019年10月11日 14時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - 暁月楓さん» ありがとうございます!がんばります(笑) (2019年6月9日 14時) (レス) id: ff8572e766 (このIDを非表示/違反報告)
暁月楓 - ゆっくり待ってます〜!楽しみぃ〜! (2019年5月25日 16時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - 暁月楓さん» ありがとうございます!!頑張ります(><) (2019年5月21日 17時) (レス) id: ff8572e766 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そこはかとなく | 作成日時:2019年2月23日 0時