三十八話 ページ40
krside
家に、帰ってきてすぐお嬢が顔を青くして俺の手を引いてリビングまで連れられる
A「お友達の家に行ってたんじゃ…」
そういうことにしてくれてたのか
kr「ええ、まあ…帰り道で少し」
A「少しって程じゃないと思うんですけど…消毒するのでじっとしててくださいね」
手際よくガーゼに消毒液をしみこませて俺の頬やら腕やらを拭く
kr「…しみる」
A「ごっごめんなさい…！」
…いつもなら、自業自得とか言ってあしらわれるのに
kr「いえ、謝らなくていいですよ」
br「Aちゃんがきりやんに謝ってる…！」
kr「失礼ですかよ」
A「終わりましたよ」
怪我の処置が終わったらしく、お嬢はテキパキと後片付けをする
A「ほっぺたまた、怪我…して」
俺の頬の怪我を見て目を見開く、そして、「また」という反応
kr「”また”怪我しちゃいました」
苦笑がこぼれる、お嬢が目の前で大粒の涙を流し始める
A「……きりやん…？」
kr「はい、きりやんですよ」
A「……この」
急に目つきが変わる
A「バーーカ！！どこほっつき歩いてんのさ！心配したわ！ほっぺた抉り取るぞバーカ！」
kr「可愛げ消えましたよ」
記憶が戻ったことを喜ぶ者数名と爆笑する者２名(
A「うるさいころす…！」
そう言って俺に抱き着いて離れない
kr「言ってることとやってること真逆ですが」
A「しめころす」
kr「Aさんと一緒にいたいので、まだ生きていたいのですが」
駄目ですかね、と再度聞くと
A「…よろしい」
kr「よっしゃ」
そこに俺の腹がぐ〜と音をたてる
kn「なんか軽いのつくろうか？」
kr「頼むわ、なんも食ってないからペコペコ」
A「マジ…？」
なんも食ってないの？みたいな目で見られた
kr「マジです」
腹の虫が数回鳴り終わった頃にきんときのご飯を頬張る
kr「やっぱうめぇ」
na「Aちゃん、あーんって」
なかむ聞こえてんだよ(
A「え？あ、あーん…」
kr「ん、ありがとうございますおいふいへふ」
お嬢は何故かぶるーくの後ろに隠れてしまった
br「僕じゃなくてきりやんの所に行っておいで〜」
めっちゃ首横に振るやんお嬢
br「ほら彼氏でしょ、行っておいで？」
微動だにしない…()
kr「きりやんの胸に飛び込んできていいんですよ！」
迷いなくぶるーく抱きしめてて泣いた()
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しーくれっつ - ウルフさん» やらかしてましたありがとうございます((( (2020年9月13日 9時) (
レス) id: 80357f84a1 (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ(プロフ) - 解説が開設になってますよ！ (2020年9月12日 22時) (レス) id: ede37b31a1 (このIDを非表示/違反報告)
しーくれっつ - ねこ丸さん» ただいまです！ゆっくり休みました…(15時間も寝ちまったぜがはは()ありがとうございます！がんばりまっせ！！ (2020年9月5日 19時) (レス) id: 80357f84a1 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ丸(プロフ) - 修学旅行からおかえりなさいデス！帰ってきたところだと思うのでゆっくり休んでください！ゆっくりでも楽しみにしています！(ゆっくり休んでくださいね！) (2020年9月5日 19時) (レス) id: fe4eb2c8c6 (このIDを非表示/違反報告)
華倭蒔羅 殺厦 - 此方こそです！ (2020年8月15日 11時) (レス) id: 2e0c73b08c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しーくれっつ | 作成日時：2020年7月29日 19時
