二つのネックレス ページ39
大好きな彼から貰ったネックレス。
彼から貰ったネックレス。
この二つのネックレスが事件を引き起こす。
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貴「うれしぃ、とっても嬉しぃ」
鳥「俺もや。めっちゃ幸せ。」
とか、いいつつ。
心の中では「本当に幸せなのだろうか?」と思ってる。
彼は既婚している。
もし、私たちがくっついたら
彼はどっちをとる?
私じゃなかったら・・・と、思うと不安で不安でたまらない。
鳥「知ってるやろ。俺が結婚も子供も居るってこと。」
貴「うん、知ってる。」
鳥「心配せんでもいい。今な、ギクシャクしとんねん。せやから、俺にとって雲と逢うことは何より幸せで安らぐかわかるか?」
貴「わからない。でも、幸せってことはわかる。」
鳥「そ。おいで・・・」
確かにギクシャクしてりゃ浮気ぐらいしてしまう。
でも、こんな若いことしかも持病をもって命が短いこと浮気だなんて
奥さんもあきれてしまいそう・・・
鳥「っ・・・雲。」
抱きつく彼から放たれた私の名前は
悪魔のように怖く
地面がないように不安定だった。
貴「な、なに・・・キャッ!」
鳥「なんで、ここに飾ってあるネックレスが、胸元にあるんや?」
ばれた。
もう、おしまいだ。
さっきまで幸せだと思ってたのに
彼の声で打ち消され
暗黒の世と突き落としされた。
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作者名:うさぎ | 作成日時:2014年1月7日 20時