増えたアルバム ページ38
鳥ちゃんの手には
こっちに来る前に勇人に買ってもらったものと同じだった。
いまも胸のところにある。
どうしようー・・・
鳥「つけてあげよっか?」
貴「えわぁーんー・・・飾っとくよ、大事だしね!!」
鳥「そう?大事にしとけよ」
貴「うん、ありがとっ」
胸の奥がね
ぎゅーーーーーーーーーーーーーーってなって
とっても苦しいの。
どうしてかな?
鳥「やっぱ、へん。どっか痛い?」
貴「いやぁー別に・・・」
胸が痛いですとかいったら、病院中が騒ぎ出すし
この痛みは病気とは違う気がする。
なんやろー、この気持ち。
貴「・・・なんやろぉ・・ぉぉっ!?」
鳥「急にごめんな。でも、辛そうな雲見てるとかわいそうで可愛くて
俺壊れそうなんや。少しでいいから、このままで。」
抱きついてきた鳥ちゃん。
そこにはあるものがあった。
貴「あったかぁーい・・・」
温もりと、
貴「ドキドキしてるー・・・」
恋と、
貴「私、敬が好き。男として。」
愛があった。
鳥「俺もや・・・」
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作者名:うさぎ | 作成日時:2014年1月7日 20時