勝利した夜の。 ページ34
地方2日目の試合は
阪神の勝ち。
こんなの当たり前に過ぎない?ww
明日勝てば、雲に逢える。
顔が見れる
話が出来る
そう思うと嬉しくて嬉しくてたまらない。
鶴「とーりーたーにーさぁん。にやけてます。」
鳥「そんなまじめな顔でゆうなやっ」
西「明日ですね、雲ちゃんに逢えるの。」
鳥「ああ・・・」
素っ気なーく応えてみる。
俺には妻が居て、子供も居る。
1人の父親として
あまりこのことを他の人に知られて欲しくない。
鳥「じゃ、おさきー」
大「飲みに行かないんですかー」
鳥「ことわるー、じゃな」
「「おつかれしたー」」
付き合い悪いとか思うなよ?
これは俺のため、
彼女のためや。
バックのそこに隠れているスマホを取り出せは
20以上の着信履歴。
全て雲からの。
怒ったかな?
あきれたかな?
泣いてるかな?
こんなこと思いながら球場をあとに
しようと、したら
西「鳥谷さーんっ、大変ッす・・・雲ちゃんがっ、意識、不明、になったて・・・」
出口の目の前で
止まる。
響き渡る
物がぶつかった音。
鳥「うそやん・・・」
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作者名:うさぎ | 作成日時:2014年1月7日 20時