ー ページ29
ーウィー…ン
少しだけ窓ガラスを開けて、遠くの屋台村の様子を伺った
あ…櫻井さん他のサラリーマンとおでん食べてる…。
A「うッ…ヒック…」
腕の中のこの子はまだ泣き止まないし…
オレそんなにキツく言っちゃってた…？(汗)
ウィー…ン
また閉めて
「Aさーん。早く泣き止んでくださーい
A「…っ、もう泣き止んだもん…っヒック…っ(泣)」
いやいや
泣き止んでねーし…w
ま、いっか
「ねぇ、A。
4日の夕飯はおでんがいいな。
A「おでん？
「うん♪
しみしみの大根とか、たまごとか、あっ、もち巾着は絶対入れてね？
オレあれ超好きなんだ♪
A「フフ…w貴久子どもみたいw
「笑うなよw」
でも良かった。やっと笑ってくれた
「A？オレはお前の事嫌いになんかならないよ？
今も、東京帰ってからも、三年後も、ずっと好き
A「貴久…。」
そのまま二人の距離はなくなって
ーーチュ…
やっと唇にたどりつけた
ほんとはこのまま車の中で…て
さすがに櫻井さんに申し訳ないからね
A「はやく貴久ともっとくっつきたいよ…」
「煽らないの…(汗)」
まったくこの子は…(汗)
あ〜もぉ早く櫻井さん戻ってきてよ〜〜(泣)
櫻井side
あれから30分経ったけど…
2人はちゃんと話ができただろうか…。
もしかしてあのまま車の中で…
…
いや、増田さんはそーゆうとこはちゃんとしてるだろ…たぶん…
サラリーマンA「にーちゃんなんでここに来て酒呑まないの」
さっきから酔っ払いのサラリーマングループが話しかけてくれる
「あ、僕今日車で来てるんで
サラリーマンB「だからなんで屋台村に車で来るんだよ。」
確かに…
「ここのおでん美味しいって聞いたから、家族に熱々をお土産で持って帰ってやろうと思って。
大将、テイクアウトお願いします。
サラリーマンC「屋台のおでんをテイクアウトかw
洒落てんねぇw
ーーアハハハw
オレはいつまでここに居ればいいんだ…(汗)？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひまわり | 作成日時：2018年11月23日 17時
