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ー···でも、
仕方ないだろ?
今まで、ずっと藤ヶ谷の事想って来たんだ···
いつも一緒にやってきたのに
今まで、ずっと言えずにいたんだ···
そんな藤ヶ谷が···、俺の姫になった
ちょっとくらい、
チャラくなってもいいだろ(笑)
「姫、口開けろ」
「ん?ぁ···ん」
俺は水を口に含み、
姫の顎をクイッと上げ口移しした
「···ん···っ!ゴクッ···」
姫が慌てて水を飲む
移しきれなかった水が、姫の口から溢れる
それを、指で拭った
「···んっ···ひ···ひろッ!」
「ん?」
「···ん?じゃなくて···」
頬を赤くし、俺を見詰める姫
「だって、飲みたかっただろ?」
チュパッ···
もう一度、姫の柔らかい唇に軽くキスをする
「···ん···っ···」
姫···キスだけで、声が漏れてるぞ、
その吐息を聞いたら、俺は壊れてしまうけど···
そんな、どうしようもない俺···(笑)
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作者名:姫毬 x他1人 | 作成日時:2019年12月29日 0時