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宏光 side

姫がなかなか上がって来ないから、
様子を見に行ったら、姫が泣いていた

キングじゃない『姫』でいいのかと言われた

「当たり前だろ」

あー··· 抱き締めに行きたい
でも、姫は今全裸だからな(笑)

「···1人で泣いてないで、早く上がって来い」

「ぅっ···ん···」


ー··· 少しして姫が上がって来た

「姫、来い」

目を赤くした姫が、俺の隣に座る

「···こっち」

俺の膝に座らせ、姫の腰に手を廻す

「姫···もう1人で泣くな
お前には俺が居るって行ったろ?

1人じゃないんだよ、もっと俺を信じろ
俺はお前から離れない···絶対に」

「今からは、ひろが居る···」

「そう、だからツラい時も苦しい時も
寂しい時も···ずっと、姫の横には俺が居る

勿論、楽しい時もな?」

「···ひろ···信じていいの?」

不安そうに見詰める姫

「だから、思いっきり信じろ
俺の言った事には嘘はねぇ、

守るって決めたら絶対に守る
俺を舐めんなよ(笑)」

姫から溢れ出た涙を、ペロッと舐めた

「姫、もっと抱き締めたいから風呂入って来る」

「···う···ぅん(照)
あっ···ゆっくり入って来ていいよ」

照れてる姫を見るのは、初めてだな
何だか少し嬉しい

「直ぐ上がるから待ってて
冷蔵庫に飲み物入ってるから、
好きなの飲んでて」

俺は急ぎながら、風呂に向かった

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作者名:姫毬 x他1人 | 作成日時:2019年12月29日 0時

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