【歌い手】都市伝説系歌い手７。【男性声優】

｛３１２｝side：天月 ページ36

眞弥『ったく･･･はい、そう言う事でぬーが会場付近の犬派ホイホイに引っかかり始めたしそろそろ喉の調整したげたいからぬーとの通話終了するわね』




画面に、コラボ中の文字が無くなった。
それでも閲覧数が急激に減ることは無かった。
まあ、眞弥ちゃんだけでも結構会話力？って言うのかな･･･そう言うのあるしね。


･･･そう言えばお腹空いたな。
さすがに何か食べないと。

と、一緒に居るluzくんに「何か食べ行かない？」と聞こうとした時だった。



とんとん、と誰かに肩をつつかれる。
誰だろ･･･と見てみればそこにはブロンドの髪でマスクをつけた人。･･･誰()
いや、ちょっと待てよ･･･もしかして。




天月「･･･なんでここに、居るの･･･Aちゃん」

luz「え」

A「やっぱ天月くんとluzだ。やほー。
あのねー端的に言って、楽屋の場所わかんない()」




いや楽屋の場所くらい眞弥ちゃんに聞こうよ()

ライブ前に会えるのは嬉しいけど･･･。
･･･周りは普通に物販で買ったのを楽しそうに見てる子わんこばっかだし、大丈夫みたいだけど。




天月「先に確認しておきなよ･･･」

A「てーへーぺーろっ☆」(首コテ)

天月「(っぐぅ･･･！)」

luz「わー()
えっと、それじゃ楽屋行く？
僕らも入れるかわからんけど･･･」

A「え、マジで誰も楽屋来てないの？
みー、マジでぼっち？」

天月「逆になんで誰か来てるのが普通だと思ってるの･･･。
･･･本当に、行っていいの？」

A「いいよー。
てかお腹すいてない？
今、眞弥からRINEきてさー煮て食べるラーメンが差し入れであるみたいだから天月くん達食べない？」

luz「せっかくの初ライブなんにラーメンてwww」

A「いつも食べ慣れてるのを食べるのが１番のリラックスだよ」




ふふん、と何故かドヤ顔のAちゃん。
なんかムカつくけど･･･Aちゃんだからか許せる()


その後、僕らは楽屋に向かった。
スタッフさんに伝えようかと思ったけど、まだ物販で忙しいだろうしやめておいた。
警備員さんみたいな人が居たから、Aちゃんが「ども、今日ライブやるMere×××の犬派です」とツブヤキの自分のアカウントを見せて通してもらった。僕らの方も見てきたけど、「楽屋、楽しんできてね」ってにこやかに通された。
(※実際の入り方とか知りませんごめんなさい())


･･･み、Mere×××の楽屋に･･･入れる･･･！(歓喜)

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