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oh スイミー ページ27

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「⋯⋯なに?」

「ん?へへ」


いや、へへじゃないねんけど。
久々に1日オフが重なった俺たちは一緒におるんやけど、今日1日ずっと大橋くんに見られてる。
俺の顔を見てニコニコしてて、なに?って聞いてもちゃんとした答えは帰ってこない。

「もう、そんなに見らんとって」

「いや、流星可愛いから」

「、恥ずかしくなる」

見るのやめてと伝えても顔をずっと見てくるから恥ずかしくなって手で顔を覆った。

「もう〜!かわいいなぁ、ほんと」

俺の手を掴んで顔から離したと思えばそのままハグされた。

「おおはしくん?」

抱きついたままソファーに移動。そして、大橋くんの上に向かい合うように座らされた。

「流星、可愛い」

「⋯そんな言われても俺からはなんもでてこやんで」


素直にありがとうとは言えずにこんな可愛くない言葉で返しても、大橋くんは


「かわいいからいいの」

と背中をぽんぽんと叩いた。

あったかい。大橋くんと抱きついているとあったかくて幸せな気持ちになる。
全部密着するように大橋くんにもたれかかった。


「ふふ、おおはしくんもかっこいい」

顔を見て直接は言えそうにないから。

「ありがとう、だいすき」

大橋くんが俺の肩に少し押しまた俺の体を起こして見つめ合う。大橋くんが俺の髪をそっと耳にかけてそのまま唇と唇が触れ合う。

「ふふ」

「ん?」

「幸せだなぁって、」

「おれも、しあわせ。流星が幸せなら俺も幸せなんよ」

「大橋くんがいてくれたら俺はずっと幸せやで?」

「やったらずっと一緒にいよな」

「うん」



大橋くんがいるだけで素晴らしい世界だな

(君がいてさ、僕がいてさ、)



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咲希@skrmc(プロフ) - 50話まで書き切りありがとうございました。更新してくださっている間、とても素敵な時間を過ごせたと思います。度々気になっていた最後の「()」。あれは歌詞だったのですね。また恋香さんの小説が作成され、機会があればまた読ませていただきます。 (2022年5月28日 0時) (レス) @page49 id: ede94865a4 (このIDを非表示/違反報告)
rinu - 純愛でした♥ (2022年4月6日 0時) (レス) @page33 id: d47608d8bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恋香 | 作成日時:2022年2月15日 16時

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