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「ごめん、大ちゃん
⋯俺、大ちゃんが好きやねん」
今日はやっぱりおかしい、ずっと胸の中で隠してた言葉がすっと出てきた
ずっと自分で守ってきたものが崩れる気がした。
いつもならりゅちぇ大好きぃ！なんて言って抱きついてくる大ちゃんも俺が泣きそうな顔で言うから困った顔で俺をただ見てくる。大ちゃんが大人になりすぎんでいいとか言うから、なんて大ちゃんのせいにしたくなってバカみたいやなぁ、
「⋯ありがとう」
「、ごめん」
困らせてごめん、2人で作ってきたアイドル大西畑を壊してごめん、色んな意味をこめて大ちゃんに謝った
あぁ、俺はこの世界で何になりたくて何を叶えたかったんやろ、こんなところで壊しちゃいけんのに
「流星となら、」
「、」
「流星となら、怖くないで」
ずるいな、大ちゃんは
アイドルの西畑大吾を俺が壊してしまうかもしれんのに、笑って
「流星となら死ねる」
それってどういう意味？って聞きたかったけどいつもの大西流星が帰ってきたみたいで無謀すぎるなって考えることが出来て辞めた
例えば2人の未来図が埋まらずに終わり
野たれ死ぬような結末がわかってたとしたら、
僕はこの世界にさよならが言えて新しく自分を生きていけたのにな
「なに言っとるん！大ちゃんは死なせれんよ〜」
なんて言っていつもの大西流星のフリをして笑ったら困ったような安心したような顔で
「なんなん、ビックリしたわ！」
なんていつもの西畑大吾のフリを大ちゃんもしてくれた。
胸はまだ泣きたいくらいズキズキと痛んだけど、
これでええんよね？
(愛がそこにあれば、)
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咲希@skrmc(プロフ) - 50話まで書き切りありがとうございました。更新してくださっている間、とても素敵な時間を過ごせたと思います。度々気になっていた最後の｢（）｣。あれは歌詞だったのですね。また恋香さんの小説が作成され、機会があればまた読ませていただきます。 (2022年5月28日 0時) (
レス) @page49 id: ede94865a4 (このIDを非表示/違反報告)
rinu - 純愛でした♥ (2022年4月6日 0時) (レス) @page33 id: d47608d8bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋香 | 作成日時：2022年2月15日 16時
